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MARIKO IKEDA

ハント図書館

2016.10.23 15:00

カーネギーメロン大学のハント図書館で、収蔵作品を閲覧させていただきました。

こちらは最上階にある収蔵室です。図書館とは思えない立派な部屋に驚きました。こちらにボタニカルアート作品が収蔵されています。 

収蔵作品を見せていただけるとのことで、大変楽しみにしてきました。 隣の会場で開催されているハント国際展に合わせて、出品者一人一人の時間を設定していただき、あらかじめ閲覧希望を伝えておいた作品を収蔵室から出してくださいます。

ローリー・マキューインやキャロル・ウッディンなど、ヴェラムに描かれた作品を中心に閲覧しました。過去の卓越した作家の作品を、額なしで直接見ることができるという贅沢な時間でした。 

ハント展は、一度入選すると、それ以降は応募する権利がなくなります。したがって、収蔵作品の閲覧は二度とない経験でした。入選の特典に作品閲覧を設定するというのは、作家の将来を考えた教育の一環だと感じます。アメリカを中心とする近年の急速なボタニカルアートの成長に、ハント財団の影響を強く感じました。