X JAPAN feat. HYDE 前代未聞のコラボが実現!
X JAPANの新曲『Red Swan』が、TVアニメ「進撃の巨人 Season3」のオープニングテーマに決定した。本作品には、HYDE(L’Arc~en~Ciel)を迎え、『X JAPAN feat. HYDE』という衝撃のコラボレーションが実現することが、現地時間8日(日)、米ロサンゼルスで開催されたアニメエキスポで発表された。
TVアニメ「進撃の巨人 Season3」の日本国内でのテレビ放送は、NHK総合にて7月22日(日) から開始され、その後世界各国で放送及び配信を予定しており、また『Red Swan』は全世界配信されることが決定している。
今回の新曲 『Red Swan』 は、YOSHIKIが「進撃の巨人」のために自ら書き下ろした未発表のオリジナル楽曲で、昨年3月にお披露目された 『La Venus (Acoustic Version)』 に続く、ファン待望の1年4ヶ月ぶりの新曲となる。2014年にも自身のソロとして発表し、後にX JAPANの楽曲にもなった 『HERO』 が、海外からも人気の高いアニメーション映画 「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」 の主題歌となっており、YOSHIKIは今回再び、世界的大人気アニメに楽曲を提供することとなる。
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
また、公私共に親交が深く、互いにアーティストとしてリスペクトし合う仲であるHYDEとは、これまで2016年に開催された「VISUAL JAPAN SUMMIT」や、VAMPS主宰の「HALLOWEEN PARTY」のステージでは共演しているものの、楽曲でのコラボは初の試みとなり、X JAPANとしてもこれまでにはなかった新境地となる。
さらに、新曲『Red Swan』は、22年ぶりとなるX JAPANの新作アルバムに入る可能性もあるとの情報が入ってきており、これはアルバムリリースまでのカウントダウンがいよいよ始まったことを示唆する。そしてこのアルバムには、HYDEの他にもマリリン・マンソンなど、何人かの海外大物アーティストが参加する楽曲がすでに収録されているようだ。
HIPHOPやEDMは、フィーチャリング等で刺激し合いそれぞれのジャンルを開拓してきた。今まさに、ロックが新しい時代に入り、前代未聞の衝撃的な革命が起ころうとしている。
なお、本作を耳にした音楽ライターからは、以下のような絶賛のコメントが届いている。
■X JAPANとHYDEというふたつの巨星の軌道が重なり合う――という驚きと喜びはもちろんのこと、この「Red Swan」という楽曲に抑え難く胸揺さぶられるのは何より、初のコラボレーションを通して響き合うその歌と音像が、前人未到の美しさとスケール感を描き出しているからに他ならない。不屈のロマンを胸に世界の音楽シーンと対峙してきた両者が、その才気を重ね合わせることで切り開いた、妖艶で壮麗なロック新次元の絶景。最高のマスターピースだ。 --ライター 高橋智樹
■斬新な切り口を持ちながら、『Red Swan』は間違いなくX JAPANの楽曲だった。
YOSHIKIが奏でるXならではの美しき壮大な世界観。そこにHYDEの「あの声」によりこれまでのXのパレットには無かった新たな色彩が現れる。本作でメンバーの枠を超え、概念としての『X』をYOSHIKIは提示しているのか。メンバー、HYDE、そして我々リスナーも『X』の一部なのかもしれない。
ロックバンドの定義を常に書き換えてきたX JAPAN。ロック史に残る今回のコラボレーションを経て、彼らはこの先どんな光景を見せてくれるのか。全世界が注目している。 --ライター 青木竜太郎
■一聴してYOSHIKIの楽曲だと察することのできる浸透力の強いメロディ。そして美しく荘厳に編まれた音像に乗るのは、やはり聴き紛うことなきHYDEの歌声。唯一無二のアイデンティティを持ち合わせる者同士のコラボレーションは時代や地域、音楽ジャンルを問わずいつだって素敵なものだが、これほどまでに画期的な融合が過去にあっただろうか? しかもそれが、X JAPAN feat. HYDEという名義で世に放たれるのだという。バンドという枠組みの可能性の果てしなさを訴えるかのようなこの楽曲は、単純にヒット・ソングとして世を賑わせるのみならず、この国における音楽のあり方の常識さえも変えることになるかもしれない。同時に、世界が待ち焦がれているX JAPANの新作アルバムの登場がますます楽しみになってきた。Xとはやはり、無限の可能性を示す文字なのである。 --ライター 増田勇一
<アニメ放送情報>
TVアニメ「進撃の巨人 Season3」
NHK総合 7月22日スタート 毎週日曜 深0:35~
※関西地方では同日深1:15~
※放送日時は変更になる場合あり。