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ハープのある暮らし

オープニングコンサート

2018.07.15 00:51

連日、朝から夜まで、様々なコンサート、ワークショップ、楽しいです! 


ハープ コンフェレンス 初日のオープニングコンサートは、エマニュエル セイソン  Emmanuel Ceysson。


本当に素晴らしいでした!


最初の曲 バッハから、胸に迫る、まるで純粋な結晶のような演奏。 


コンサート後、多くの著名なハーピストが、一生残る感動、という表現をしていたほどの演奏会でした。


ハーピストが感動するって、どの曲も、超絶技巧などというものすら、一切感じさせない、深い精神性、芸術性があるからです。 


若干33歳です。 


フランスという土壌が生み出した、稀有な才能。 高度な芸術の師から学び、生み出される、ある意味、宝石のような存在で、心から尊敬です。


生で、このような演奏をたっぷり聞ける機会は、本当に贅沢なことで、これだけでも、今回参加した意味があります。


10年ほど前、Emmanuel Ceyssonの アナハイムでのコンサートの時もはっきり覚えています。


その時は、3つの主要国際コンクールで優勝した初めてハーピスト、フランスから来た、まだ美少年の雰囲気も残り、爽やかな演奏とチャーミングな人柄、ほんときらきらした印象でした。 



イザベラ モレッティ先生の秘蔵っ子。 


先生が、何かの折に、彼の唯一の欠点は、練習がきらいなのよね~って、目を細めてお話しだったのも覚えています。(そんなこと、考えられませんね)


現在、NY Metropolitan Opera の首席ハーピストで、傍ら、世界各地でコンサート、マスタークラスと大活躍です。


このコンサート翌日のマスタークラスも、情熱あふれる指導。


若い演奏者たち、一人一人に合ったアプローチ、深い洞察力と、的確な導きが、ほんとうに驚きでした!


愛情があふれているのが、みんなに伝わっているのです。 いろんな先生もそれぞれ学びでしたが、このような、見惚れるようなマスタークラスって、そうそうないと思います。 


どんどん、生まれ変わったかのような、高度な演奏をその場で変えられる、5人の演奏者の若い才能も素晴らしいでした。 長時間でしたが、夢のように見ほれていました。


Emmanuel Ceysson といえば、この Lyon & Healy Salzedo のレッドハープです。


今回もこの特注ハープで。