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【鳳凰三山&アサヨ峰 2018/7/9.10】早川尾根を越えて

2018.07.16 02:00

梅雨明け後に雨が続いた7月の1週目が明けようやく天気予報が良さそうだったので、スタッフ綾井が久しぶりにテント泊山行に行ってきました!

何度も何度も訪れている南アルプス北部エリア(北岳/白根三山・鳳凰三山・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳を中心としたエリア)。しかしまだ足を踏み入れていないコースに「早川尾根」「仙塩尾根」がありました。

今回は鳳凰三山からアサヨ峰まで続く早川尾根へ。大雨後の登山道状況も心配しながらではありましたが、楽しい登山になりましたよ~。

出発はお馴染み夜叉神の森。ここから鳳凰三山を越えて初日は早川小屋のテント場まで歩きます。

朝から日が差して木漏れ日のトレイルを快適に登ります。サングラスにヘアバンドと山屋からすればちゃらついた見た目ですね…(^_^;)しかし『KAENON』のサングラスをフィールドテストしているんですよ。

夜叉神峠まであがれば白根三山がドーッン!!夜叉神峠~鳳凰三山の稜線で展望がよければ、屏風のように連なる白根三山の景色が見る事ができます。逆もまた然り、北岳から鳳凰もきれいに見えます。

夜叉神峠と甘利山からの登山道が合流する「苺平」。ここまでくればすぐに南御室小屋です。

南御室小屋・薬師岳小屋も立ち寄らず歩きました。実は早川尾根小屋に行って、余裕があるならその日のうちに北沢峠まで行ってしまおうという魂胆。

鳳凰三山の白砂の登山道に青い空、快適な稜線散歩。

清々しい!!しかし北岳方面や先の観音岳もガスがもくもくとわき上がってきました。急げー!💨

そしてガスに包まれ本日の絶景タイム終了です。でも鳳凰の象徴オベリスクや賽の河原ってガスに包まれてた方が雰囲気があって好きだったりします。

さてこうなれば今回の山行のメインであるこれからの早川尾根がただの苦行になってしまう。切り替えの早さと自分への甘さを兼ねそろえる綾井は、即座に早川尾根小屋のテント泊を決意。

時間に余裕ができた為高嶺で大休止、とはいかずブヨ・ハエの総攻撃になすすべなく白鳳峠へ向かって撤退。高嶺~白鳳峠間または白鳳峠直下のゴーロ帯は個人的に好きなポイント。

広河原ー白鳳峠間には人が入っていますが、広河原峠の道はほとんど人が入ってないようで登山道状況はつかめておりません。

早川尾根のルートはガイドテープも豊富で迷うことなく分かりやすい道でした。このルート上ではソロの方と2組すれ違いました。どちらも北沢峠から入山したとのこと。日帰りで早川尾根を歩く場合は北沢峠入山-アサヨ峰-白鳳峠‐広河原下山が一般的なようです。

13時には早川尾根小屋に到着、テントを張ってまったり…というか暇を持て余しました(-_-;)最近の早川尾根小屋は管理人さんが入っていないようです。しかし水が汲めるように沢にトイを設置してあったり小屋も開放してありました。

酒も持ってあがらず、本も持ってこなかった時間を持て余したソロテント泊、何をするかといえばもっぱら睡眠&睡眠…。しかし『ヘリテイジ クロスオーバードーム』はほんとうに軽い!30Lザックにテント泊装備が収まって楽に登れたからこそ、こんなに早く付いちゃったんですけどね。

そして翌朝は快晴でした!昨日まではジメジメ鬱蒼としたトレイルが、風が通り嘘のような爽やかさ!

少し開けた場所からの北岳。あ~これですよこれ。

展望が見えるところまで上がると前方には徐々にせまる甲斐駒ケ岳、振り返って早川尾根&オベリスク&富士山がひょっこりはん。

天気が良くてテンションが上がり朝露対策のレインパンツを脱いでショーツで走りました。案の定腰から下半身がビチョビチョで靴も浸水しまいました

アサヨ峰も肉眼でしっかりと捉えた!ほんと寝まくったかいありましたー😂

アサヨ峰(2799m)到着。ウィキペディアによると山名の由来は「朝早くから日が当たる山」ということらしい。僕は親しみを込めて「アサヨちゃん」って呼んでます。

北岳・間ノ岳・塩見岳の三山。朝早くだからこそ空気が澄んでいて塩見岳もしっかりと見る事ができました。

さて次のピークは栗沢山。宇多田ヒカルさんが南アルプスの天然水のCMで登ったとされる山です。アサヨ峰からはとても近い位置にあります。

上の写真のような岩場もあります。濡れていたらやっかいなところですね。

栗沢山(2714m)に到着。甲斐駒ケ岳の雄姿を目に焼き付けます。好みがあると思いますが、僕が選ぶ山のカッコよさランキングNO.1は甲斐駒ケ岳でございます。

景色がいいのはここまで、朝イチの広河原行きのバスに乗るためにここからいっきに北沢峠へ下山します。

無事下山、行動食のつもりで買ったきびだんごを食べながらバスを待ちます。僕には全く馴染みのなかったこのきびだんご、エルクに売っているのですが「なつかしい」というお客様の反応もあり気になっていました。オブラートで包まれてが汚れにくく、山でも食べやすくておいしかったですよ。

次は仙塩尾根もチャレンジしたい!また行ったらこちらで報告させていただきま~す。


アイテム紹介

KAENON  CLARKE ウルトラレンズ

木漏れ日がさす樹林帯や、日差しが眩しい稜線、またガスにつつまれた状況でも今回は常にこのサングラスを装着して登山をしました。

このケーノンのサングラスはなんといっても世界特許を取得した唯一無二の偏光グラスが素晴らしいです。信じられないほど視る対象のぼやけがなく、クリアにモノや景色が見る事ができます。色のコントラストが強調され、同じような色が続く土のトレイルも、このサングラスをかければ石の一つ一つの色の差がわかるようになります。

登山でも有効ですが、水面に映る魚影を逃したくない釣り師やスノースポーツ・マリンスポーツをする方にも最高のサングラスとなるでしょう。

今回は街でも違和感のないモデルを着用しましたが、フィット感がさらにつよいスポーツモデル「HARD KORE」もあります。こちらは中込店長が使用していますよ。

真夏のギラギラ太陽の下でもアクティブに動きたい方!おすすめです!

7/29 KAENON サングラス受注販売会@エルク

と、これまで熱くお勧めしましたがエルクの店頭では在庫切れなんです…。しかしKAENONの担当の方をまたお招きして、今月の7/29(日)にエルクにて『KAENON サングラス受注販売会』を開催します!気になった方はぜひお越しくださいませ🙌