《キャンピングカーについて》電気の話(2)
キャンピングカーで使用する電力で、大きなものはエアコン、電子レンジ、冷蔵庫でしょう。
エアコンは家庭用のものが標準装備になっており、冷暖房が使えるのですが、暖房は別にFFヒーターという燃料メインで電力をほとんど使用しない設備があるので、主に冷房で使用することになります。
そして実際には、エアコンは相当の電力を食うのでほとんど使用しません。
室外機と合わせて相応の重さがあるので、走行効率を考えると、正直エアコンは無くても良かったかもしれません。
電子レンジは瞬間的に大量の電力を消費します。
これも別に書きますが、バッテリーの電圧が低くなると、レンジのスイッチを入れてもすぐに止まってしまいます(安全装置が働いている)。
車上生活ではレンジは重要で、特にパックのご飯を加熱するのに活躍しています。
冷蔵庫は40Lの小さなものが標準装備となっています。
目盛りを最小にして使っていたのですが、梅雨に入ってソーラー充電が期待できなくなり、冷蔵庫を常時オンにすると電圧が足なくなることがわかりました。
今は、コンビニでロックアイス(200円程)を購入し入れておくと、クーラーボックスの効果があり、しかも1日経って溶けたものが清涼飲料水がわりになるので、冷蔵庫のスイッチは基本的にオフにしています。
もちろん、本当に冷蔵が必要な食材は、買ってすぐ食べるようにし、冷蔵庫をあまり当てにはしていません。
このように書くと、せっかくある家電を使っていないじゃないか、と思われるのですが、現時点ではエアコンは不使用、電子レンジは使用、冷蔵庫は使用できるがクーラーボックスがわりが合理的、という使い方になっています。
バッテリーの電圧の注意点やインバーター(12Vを100Vに変換)については、次回にします。(Y)