2023年初夏クルーズ、五島列島に入りました！「有川港（中通島）」

（HAPPY艇からの寄稿記事）

「五島列島へヨット・クルーザーで来島される方へ」というサイトがあります。このサイトは「新五島町観光物産協会」が運営して、「新五島町役場」が利用を許可している「中通島」内各公共桟橋の利用方法が親切に記載されています。その中にあって今回「HAPPY」が利用する港は、ここ「有川港」、「若松港」、「青方港」が該当しました。そこで町役場（建設課）に電話をして、空いているかの可否を照会、空いていたので申請書式をダウンロードしてFAXして完了しました（メールでの申請は未対応）。利用料は後日請求書としてまとめて届くとのことでした。

「ハウステンボスマリーナ」を出港したのが7時30分、途中の海況は「Windy」予報通り南4m、最大7m、天気は曇り、うねりが最大1mというものでした。9時30分「有川港」に到着、距離は40マイルでした。係船場所は2ヶ所あり、私は街に近い「浮桟橋①」を選びました。

驚いたのは入れ替わり立ち替わりにくるフェリーの多さ、おそらく「有川港」は「中通島」の玄関口だと思います。ですから、フェリーが来るたびに泊地は揺れます。勿論、接岸直前ですから船速は遅く引き波は小さいですが…｡しかし、食糧調達等の利便性を考えればこの泊地を五島列島周遊クルーズの最初の港にしたのは正解、少々の揺れも我慢できるというものです。

早速、泊地目線で「有川港」周辺の探検と調達を行いました。下の写真は着けた「浮桟橋①」からの街風景ですが、ローカルNo1のスーパー「エレナ（有川店）と、明日配達給油を頼む予定の「ENEOS（有川港SS）がすぐそばにある事がわかります。

「ハウステンボスマリーナ」は陸の孤島で出発前の調達には大変に不便でしたので、グーグルで事前に見つけておいた「エレナ」で調達することを目論んで出港しました。ビール、水、食料等を買い込んで、かなり重い荷物となりましたが、お願いして同店の店内ショッピングカートをそのまま使って桟橋まで帰れる事ができ大変助かりました。

トイレは店舗内（営業時間内）のほか、ピカピカのフェリーターミナル内、目の前の公園にありました。

干満の差は瀬戸内海並みです。それでもこの場所で引きいっぱい時の水深は4mありました。到着時は曇り空でしたが、干潮時の14時30分には日差しが出てきました。もうすぐの梅雨明けを予感しました。

また、海は街に面してはいるものの、海水は大変綺麗で昨年に出掛けた「奄美大島（名瀬港）」を思い出しました。

追伸　16時のショートメールにて「Ka2」、「仁尾マリーナ」にご帰還との知らせが入りました。途中、インバーターチャージャーが故障したそうで、高級食材いっぱいの冷蔵庫が心配です笑