《キャンピングカーについて》アンセイエの話(1)
2018.07.14 00:18
キャンピングカーは甲府にあるメーカー、ミスティック社の「アンセイエ」という車です。
バンクベッドが前面に突き出しており、四角いゴツゴツした車体が特徴的ですが、これは空間を極力広くとるため設計されたもので、個性的で、デザイン的には好みが分かれるところかもしれません。
このカタログとは、座席シートやキッチン、壁紙の色やデザインが少々異なりますが、大体こんな感じです。
車内は思いのほか広いので、長旅には適していると思います。
車体サイズは写真にもあるように、長さ5m・幅2mをぎりぎり超えない設計で、通常の駐車枠に納まるのが特徴です。
高さは3mで立体駐車場には停められないのですが、これは通常のキャンピングカーはみな同じです。
ベース車両はトヨタのカムロードで、1.5トントラックの上に4畳半の部屋が乗っかった感じです。
エンジンはディーゼルの3000CC。
4WDも考えましたが、フルタイムになってしまうので2WDにしました。
冬場の山道などの厳しい条件で走ることは想定していません。
カムロードはキャンピングカー専用にトヨタが設計したベース車両ですが、4WDがチェンジできる仕様もあると良いと思います。
リアタイヤはシングルで、総重量が3tを超える車にしては頼りない感じもしますが、今のところ不安なく走れています。とはいえ、空気圧には十分注意する必要があるでしょう。
ホイールベース(前後の車輪の間隔)が2545mmと短いため、小回りが利きます。
これは通常の普通車と変わらない数値で、車体の大きさのわりに街中での運転はしやすいです。
ただ、お尻がやや出っ張っているので、慣れるまではパーキングなどでの扱いで気をつける必要があります。(Y)