20時に扉を叩く小さな子。
2018.07.14 15:21
本日20時、驚きの来訪者が扉を叩きました。
なんと、低学年の女の子でした。
高校生であるお姉ちゃんと一緒に塾にきて、
21時にお母様がお迎えに来られるまで
静まり返った教室の中で黙々と与えた
パズル教材を解き続けました。
『理系脳をつくるひらめきパズル』を
与えているのですが、すごい速度で
取り組みまくっています。
だいたい1領域が10問くらいで
構成されているのですが、ラストの数問は
本当に小学生にとっては難しい問題が
連続していて、それに延々と唸りながら解き続けます。
課題として出したわけではなく、
「それ、適当にやってみたら?面白いから。」
というたったその一言しかその子は伝えず、
ですからその子はそれを全部解きたいと
きっと判断をし、はまり込んでしまったのでしょう。
朝勉のエピソードについてもお母様より伺いましたが、
「学校に行く前に解かせると、解けるまで学校に
行かない、というくらい頑固に取り組むんですよ。」
ということも聞いて、普段私と勉強をしている時とは
全く違うご家庭での様子を伺えて面白かったです。
小さくて、高学年のお兄さんお姉さんには可愛がられ、
愛されキャラに見えますが、うちに秘めた闘志みたいなものは
高学年の子たちのそれをしのぐかもしれませんね。
目の前のものを解決したいというエネルギー、それは
今後難しいものを学んでいこうとするときに、
必ず生きてくるものになるでしょう。
要領がいいとか、点数が高いとか、
そういうものより価値のあるものを、
この子はきっと持っていると思って、
私も尊敬してしまう頑張りっぷりです。
それを良い方向にいかしてあげられるように、
私も頑張らなければなりませんね!