他人に左右されすぎない事
2018.07.14 23:00
友人からのありがたいメール
Twitterには乗り切れないのでブログで…
他人とはこんなものですよね。
よく分かります。
農業を営む父と子が一日の仕事を終えて家に帰る途中、
通りすがりの人がささやくのが聞こえます。
「馬鹿な親子だな、二人で馬を引いて行くより、
だれか一人、乗ってゆけば疲れないのに……」
それを聞いた息子はなるほどと思い、
父親を馬に乗せて手綱を引きます。
すると向こうから来た二人がすれ違いに、
「かわいそうに、子供も疲れているだろう」
とヒソヒソ話をしています。
それが聞こえた父親は、あわてて馬を下りて
遠慮する息子を馬に乗せて馬を引きます。
すると、今度は数名の人ががやがや話をしながらやってきて
「あの息子は年老いた親父に馬を引かせて、
自分が気楽に乗っている。何と親不孝な奴だろう」
とあきれたように話しています。
それを聞いた2人は相談して、
誰からも非難されないように、
2人とも仲良く馬にまたがります。
ところが次の旅人から、
「ひどい親子もあるものだ。あんな小さな馬に
大の男が二人も乗って、何という無茶な奴らだろう」
という声を耳にします。
そして相談の末、最後は2人で馬をかついで歩き、
周りの人々から大笑いされた、
と伝えられています。