貝塚市南町 太鼓台! 泉州の男喧嘩祭りを経験取材! 2018.07.17 04:15 美福連合中山だんじり 広報責任者のタカシロです。貝塚南町太鼓台 初めての経験!この度、南町太鼓台祭りに毎年参加している卓朗君の紹介もあって、太鼓台祭りに中山広報 タカシロと中上2人で参加させて頂きました。(#^.^#)だんじり祭りしか経験のない私は今回の祭りで多くの刺激を受ける事となり、太鼓台祭りを改めてリスペクト!の気持ちを持つようになりました。先代の太鼓台は火災で焼失した為、大正12年に新調された南町太鼓台!【】太鼓台HPから転用・・・【大工棟梁は岸和田市の田端辰次郎で、彫物師は淡路の開正藤、生ミンの親子と、上丹生彫の上田徳弥、あるいは地元の川島暁星等、多数の彫物師が加わり腕を競っています。】なんと太鼓台の歴史!知ってますか?私も南町の会長に教えてもらいビックリしました。なんと漁師の祭りとして270年以上の歴史があり、岸和田のだんじりの歴史とあまり変わらない!泉州の歴史深い祭り!、そして 歴史が古いのもあり堺のふとん太鼓と違う作りとなっているとの事、堺のふとん太鼓は四本柱がしっかり固定されており『差し上げ』が出来る構造になっている(手だけで太鼓台を持ち上げる)のと違い、貝塚の太鼓台は四本柱が揺れる構造となっている為、『差し上げ』をしてしまうととてもバランスを取って上げる事が出来ない構造となっているそうです。 会長の山本優史さんにこの太鼓台祭りの魅力をお聞きしました。南町の地元で幼い頃から太鼓台祭りを見て育った山本会長は、昔の太鼓台祭りに比べ祭りも変わって来たとの事。大きく変わったのは太鼓台を『のせあい』と言って前の担ぎ柱を青年会が上げて滑らすように進み、お互いぶつけ合うようになった先には、互いが太鼓台を倒しに行き、その先には乱闘となり太鼓のバチが彫り物に向けて投げつけたられたり、そのまま太鼓台を乗り越え殴りに行くなどのまさに格闘祭りであったそうです。極め付けには、ママレモン(食器洗剤)が飛び交う乱闘になる事もあったそうです。(^^)そんな激しい祭りだった当時は子供が夜の祭りは見せない方が良いと言う事で、子供を夜の祭りに出さない保護者も多かったとの事。お話しを聞かせて頂いた私の頭の中には、当時の乱闘映像を「みのもんたのナレーション」付きで見てみたい!なんて思ったりもしました。(>_<)しかし、今では平和になり儀式として祭りの前夜祭で少しばかりの揉め事的な事もあるそうです。山本会長が笑顔で話してくれている中でも、今年もなんかあったら「行くでぇー!」という熱い思いと迫力が伝わって来ました。(^_^;) 猛暑の中の気合いの担ぎ出し!いよいよ!担ぎ出し 初めての経験でもある私はどことなく緊張していたように思います。しかし、暑い!しゃく熱の猛暑でしっかり水分を取っておかないと熱中症になる危険性もあった為、担ぎ出し前にお茶を二本がぶ飲みしました。(*^。^*)ここで熱中症になり倒れる事があれば、中山の看板に!という思いもあり気合いのお茶注入! いざ出発!・・・・ 担ぎ出し前の鉢巻きをまく緊張感!だんじり祭りの曳き出しと同じ雰囲気を感じさせられ、この緊張感やっぱりたまりません!(>_<) そして担ぎ出しが始まり10分もしない内に「アカン死ぬ!」と危機感が迫って来ました。これも普段の運動不足を反省する瞬間ですね!((+_+))しかし、一度目の休憩・二度目の休憩の後、身体も暑さも含め慣れて来たのか軽くなり声を出すことを意識すれば、「しんどい!」「死ぬ!」という感覚は担いでいる間なくなってきました。これもアドレナリンのようなものが分泌されてくるんでしょうね!(*^^)vまた、太鼓台はひとりが力を抜くと落ちてしまいます。誰一人力を抜く事が出来ません!だからこそ参加している感が強く、体力的にきつくても太鼓台の魅力へと引き込まれていくんだと思います。皆の気持ちが一丸となり担ぎ上げられ前に進む太鼓台!これぞ男祭り!間違いありません!「絶対な!」 我々を支え指導してくれた心優しい副会長そんな太鼓台祭りの素人である私たち二人を支え指導して頂いたのが、副会長でした。副会長は地元貝塚で太鼓台祭りとだんじり祭りに昔から参加されており、祭り好きである事がお話し中から伝わって来ました。勿論の事!太鼓台にも担ぎ方の基本があり、ただ肩を入れて力だけで担ごうとするとケガの元になります。副会長には、いろいろご迷惑をおかけしましたが丁寧にご指導頂きありがとうございました。 貴重な経験の口を作ってくれた卓朗君卓朗君今回はありがとうございます。貴重な経験をさせて頂き、太鼓台祭りの良さを感じることができました。人生何事もやってみないと分からないものですね! 太鼓台の良さって「何」って地元に帰り質問され、私が返した答えは「やってみろ!」でした。言葉で太鼓台祭りの良さ伝える事は今の私にはできません!また、だんじりも同様で経験してみないと分からないものだと私は思います。そして夕刻から自町の懇親会がある為、私たちは途中で帰らせて頂く事となりましたが、来年は自町のメンバーも多く参加してもらい、太鼓台祭りを盛り上げて行こうと中山広報ミィーティングを帰りの車中で行いました。 卓朗君!来年も宜しくお願いします。<(_ _)> そして南町の皆さん短い時間ではありましたが、ありがとうございます。なかなか戦力として活躍出来ませんでしたが、どこかでまたお力になりたいと思いますのでこれからも宜しくお願い致します。 本日も最後までお読み頂きありがとうございました。 『だんじり 中山 問い合わせ先』 美福連合中山だんじりトップページ