今年の同志社は強い・弱い・・どっち?(PartⅡ)
本当に早いもので、先日の京産A戦(2023.7.2)を以って、2023年度春シーズンは終了しました。選手は、上期の試験(最近は上期と言わないみたいですね・・)に突入し、夏休み(=夏合宿)に入って行きます。選手の皆様、本当にお疲れ様です。
現在の同志社ラグビーファンの心境
現在の同志社ラグビーファンの心境は区々ではありましょうが、「ああぁ、今年も駄目かぁ~~」というのが「当たらじとも遠からじ」と言ったところでしょう。U20二回生三人組が戻って来たら・・と言う淡い期待があるにはあるのですが、事の深刻さはそんなに生易しいものではないと感じています。ため息ばかりの今日この頃であります。
シーズン初・中盤の帝京・明治・早稲田戦の大敗を経て、天理・慶應戦の勝利。同志社ラグビーファンの気持ちは、正に上げ潮ムード。
今季最終戦である春季リーグ決勝戦(対京都産業大学)での大健闘、あわよくば勝利・・を期待するのも無理からぬものでした。当然、私もその一人。今年のJr(B)戦では京産Bに勝ってますから、昨年の主力7人の抜けた京産Aは余り強くないのでは‥、という淡い期待(?)を抱いていたのは私だけではなかったはずです。
春シーズン最終戦、予想以上の大敗
結果は、皆様ご存じの通り一方的な大敗です。(D15:54K) 惜しくも何ともない敗北。
何もかもが負けていました。スピード、展開・集散、セットプレー、ダウンボール、ディフェンス、フィットネス、フィジカル…ありとあらゆる点で全て悲しいくらいの劣後状態・・。
チームはバラバラ、凡ミスの連続。ディフェンスの破綻。ラインアウトは言わずもがな、ハイパン処理に至っては・・・。
そして何よりも「勝とうと言う気持ち」の部分で負けていたのではないでしょうか。
試合前の嫌な噂・春シーズン最終戦で未だにテスト起用?
そもそも試合前に、私にとって凄く嫌な情報を仄聞しました。「京産戦は勝敗に拘らない。今後のチーム作りのためのテスト起用と4回生を中心とした非紺グレ組の記念出場・・」。
昨年と違い、春シーズン当初から(怪我人も少なく)レギュラー陣が揃い、下克上方式で試合ごとに2~3名が入れ替わるという良い感じで推移するかと思いきや、いつの間にか昨年度(失敗年)と同様な試合毎の「猫の眼メンバー方式」に回帰していました。(やれやれ、止むを得ないのかなぁ・・)
有終の美で夏合宿へ突入・・ではないの?
私など慶応・京産連覇で上げ潮ムードで夏シーズン(合宿試合)突入・・を志向しているものと何の疑問もなく信じ切っておりましたから、「いくら何でも、それはないだろ・・」と反発していた次第です。
卑しくも関西大学ラグビー春季リーグ戦決勝であります。テスト起用だとか記念出場だなんて、今のチームにそんな余裕があるはずがない!
選手個人からの巡り巡った3次情報ですから信憑性に大きな疑問符が付きますが、特に先発起用メンバー、更には試合経過を見ると、さもありなんと「疑念」が生じてしまいます。少なくとも選手間で、そんな考えが蔓延していた様な・・。(ヤダヤダ・・)
言うまでもなく、「勝とうと言う気持ち」の部分が欠落していて勝てるわけがありません。自明の利であります。もしかしたら、戦う前から負けていたのだと思わざるを得ません。
ファンの気持ちと乖離?
どうも同志社ラグビーファンの気持ち(私だけ?)と首脳陣(宮本監督以下)との思惑に大きな乖離があったように思いました。ラグビー部首脳陣には、我々の計り知れない深謀遠慮があったのかも知れません。「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」と宮本監督から言われそうですが‥。
そりゃ~、この京産戦が関西大学ラグビーAリーグ戦の決勝であれば、あのメンバーで行くわけもないでしょうから、次を見据えたチーム高度な目標の結果としての布陣だったのでしょう。
ただ、前週勝利した慶應戦から、かくもガラッと変える必要があったとは私にはとても考えが及びません。そりゃー公式に宮本監督に質問すれば、「今季最終戦、春季トーナメント戦優勝に向けて最強最適な京産戦対応布陣」と回答されるのは目に見えております。(←誰もがホンマカイナと思うことでしょうけどね・・。)
トップダウン型のチーム運営の是非
賛否両論ありますが、一般論として組織が低迷し混乱している時は、「専制型」の組織経営が「効率」が良い(近道)と言われています。これが正しいとすれば、同志社ラグビー部型の「選手同士でしっかり話し合って・・」と言う生温い手法では、必ず後手に廻ることになります。
私など経済成長の初期段階では専制政治型、中後期段階では成熟した民主主義方式が国民の福祉向上に最良最適である‥と言う考え方の信奉者であります。同志社ラグビーの「今」は、言わずもがなトップダウン方式こそ最適だと思います。(♪♪それがどうした、文句があるか‥)
表題への結論、今年の同志社は強い?弱い?
表題の結論。偏重軽口評論家さいたま69大先生は、次の様におっしゃっています。
余り言いたくもないのですが、今年の同志社は、少なくとも現段階では正直「弱い」と言わざるを得ません。とてもではありませんが、全国はおろか関西でも優勝を狙えるチームとは程遠い様相を呈しています。例年言われる「伸びしろ論」なんて全く当てにならないし、実現した試しがありません。
現時点では、春シーズン対戦相手の順位付けは、明治>早稲田>>>京産>天理>同志社・慶應だと邪推しています。まあ、関西3位か4位で、大学選手権出場権獲得のライン上だと思われます。ゴールライン上は、トライ認定ですから、希望は開けてると思われます。(←意味不明?)
夏合宿次第なんだろうけど・・・
ここは、夏合宿で伝統とは大きく異なる(?)猛練習で、徹底的に事態を打破するしかありません。若い力(1~2回生)の台頭が大いに期待されます。(明らかに萌芽してるぞ!)
死人の一人や二人は出る覚悟で臨むしかありません。(←今や滅びた戦前・戦中派か?)
冗談はさておき、余程の革新的な練習法と覚悟が必要となって来ているのは事実なんでしょう。それは、全て宮本監督次第だと思われます。選手同士で一から話し合ってなんてとんでもないと、戦後派昭和2桁爺ちゃんは叫んでおります。
ご安心ください!
でも、皆様ご安心ください。I am Wearing(Pants)であります。偏重軽口評論家さいたま69大先生のおっしゃったことは、当たった試しがありません。所詮は学生ラグビー、レベルが低い。プロ集団帝京とて日本選手権やったとしても、まともに社会人と戦えないレベルです。
ちょっとした戦略、ちょっとしたモラルアップで学生は大化けするものですぞ。諦めずに努力すれば自ずから道は開けるものなのです。常勝志向と故大川隆法氏も言ってるではないですか。(←あ、また、訳も分からぬ信憑性のないことを・・)
と言いつつ、同志社が夏合宿の大成功で「大化けしたと」いう話を古今東西、一切聞いたことはありません。「それを言っちゃあ、おしまいだよ」と寅さんも言ってるんですけどね~。ありゃりゃ、また暗くなってきました。爺ちゃんは、昼寝しよぉ~~と。 (文責F)
(注)誹謗中傷を極力避けるため、個人名を挙げたい欲求を抑えに抑えて書いております。
かなりデフォルメしていますので、ご気分を悪くなさらない様に・・・。
掲載写真と文中の内容とは、一切関係ありません。
掲載写真は、京産大戦(2023.7.2)のものです。
以上