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令和5年度発達支援評価(公表)

2023.07.04 07:20

児童発達支援・放課後等デイサービスは、支援の質の向上を図るため、厚生労働省が定める『児童発達支援ガイドライン』にて、保護者等による事業所評価、事業所職員による自己評価、事業所全体として自己評価(保護者等の評価結果を踏まえたもの)を行うことが義務付けられています。

また、事業所の自己評価結果による、支援の質および改善の内容を概ね1年に1回以上、HPや広報にて公表することも義務付けられています。



【環境・体制整備】

部屋の面積は基準を満たす最低限の面積となっております。定員10名を同時に受け入れるのではなく、クラスを分けて一人一人が有効に使えるように工夫しています。しかし、月1回の親子参加のクラスでは集団の活動となり、人数が多くなるので狭く感じる方もいらっしゃるかと思います。

〇構造化について

個別レッスンは2~3名ずつとなっています。子どもが分かりやすいようにパーテーションを使い、課題に取り組むスペースと運動サーキットを行うスペースを分けています。

グループレッスンではお子さまに合わせてパーテーションを使って身支度スペースを設けたり、身支度を別の部屋で行ってから入室を促す等、対応方法を変えています。1度流れを伝えたあとは、お友だちをお手本にして取り組むお子さまもいますので手がかりの少ない状態から様子を観察しながら手がかりの強度を調整しています。

子どもたちにとって分かりやすい環境の工夫を今後も行ってまいります。


【適切な支援の提供】

初回の児童発達支援計画については、体験時の親御さんからの聞き取りと発達検査の結果(ことばの相談室や医療機関で受けたもの)を受けて作成しています。

まずは場や人に慣れること、達成感や手ごたえを感じて自信をつけていくことがまず必要です。理解が表出に繋がることが重要だと考えていますので、楽しい場所という認識となるように心がけています。

しろくま幼児教室では6か月に1回面談を行い、計画書と現在の様子を確認しています。その上で計画書の作成を行っています。

引き続き保護者の方にとって分かりやすい説明を心がけて参ります。

外部の子ども同士の交流については、幼稚園・保育園・こども園との併用をしているお子さまは園での交流があると考えますので、園に通っていないぱんだクラスのお子さまを対象に行っています。

木曜日・・・こども園の園庭開放参加(4月以降は未実施) 年1回・・・コミュニティ保育の活動へ参加交流(3組の親子が参加しました)


【保護者への説明等】

令和4年10月に年長児の保護者の方を対象に保護者交流会を初開催しました。卒業生の保護者の方2名招いて就学に向けて情報交換を行いました。

令和5年度7月29日に年長児保護者交流会・2,3歳児保護者交流会を予定しています。


【非常時等の対応】

緊急対応時のマニュアル化を行い、掲示しました。

避難訓練は月に1度行っていますが、幼稚園・保育園・こども園との併用をしているお子さまは園での訓練があると考え、園に通っていないぱんだクラスのお子さまを優先に行っていました。

評価を受けて、経験したことのない場所で訓練を行う必要性を感じたので各クラスで行えるようにしていきたいと思います。


【満足度】

今後とも楽しく通える場所となるよう努めてまいります。


ご利用者さまにおかれましては、アンケートのご協力ありがとうございました。

事業所の業務改善・資質向上に努めてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。


2023年7月4日 しろくま幼児教室