(準備編)日本一陸上競技が盛り上がるフラワーフェスティバルの実際とウラガワ | みんなで繋がるボウタカリレー
みなさんこんにちは!BoutakaChannelの水成です。
最近メンバーに入ったので、名前だけでも覚えてもらえると嬉しいです!
6月11日に広島県の平和記念公園で行われた『2023ひろしまフラワーフェスティバル』の一大イベントである「ストリート陸上プラス」にスタッフとして携わらせていただきました!
4年ぶりの開催で久々に会場が大盛り上がり!!
果たしてその会場ではどのように準備され、何が起きていたのか。
ストリート陸上プラスの裏側をお届けできたらと思います。
何もない道路にスタジアムが完成?!
「陸上競技の会場」といわれると、どのような光景が思い浮かぶでしょうか?
大きなスタジアムの中に、えんじ色もしくは青色のタータンが張り巡らされ、長方形に広がる芝生が想像されると思います。
ですが、今回の会場は「広島平和記念公園」。
大きなスタジアムどころか、辺り一面道路です。
0から作られるスタジアムを紹介していきます!
~必要資材の搬入作業~
14時から始まるストリート陸上プラスのために広島総合グラウンドへ午前8時に集合しました。
棒高跳に必要な道具一式を10tトラックに搬入するところから始まります。
マットが大きすぎて...
集まった6名でパズルのように入れていきます!
作業開始から45分ですべての搬入が終わりました。
そして仕上げに今回のゲストの一人である蔵田選手を搬入し完成!
スタジアムから現場へ運びます。
~普通の道路がタータンに変身~
道路がいかにしてピットに変わるのかをお伝えできたらと思います。
工程としては以下の3つとなります。
・道路に必要な印をつける
・タータンを貼る
・棒高跳用のピットを作る
どの工程も慎重に行う必要がありますが、一つ目の「道路に必要な印をつける」作業が一番大事になると感じました。
この印が少しでもずれてしまうと、すべての工程にズレが生じます。
専門の方が、タコ紐で丁寧に印をつけていました。
その線に沿って、太めのテープを貼っていきます。
このテープの役割は「タータンの裏についている両面テープが貼り付くための下地」だそうです。
タータンを直接道路に敷いてしまうとズレの原因になるため、この工程は非常に重要です。
下地が完成した道路にいよいよタータンを敷いていきます!
この作業だけで総勢約50人の職員やボランティアスタッフが関わっています。
作業の規模の大きさと関係する人たちの多さに驚きました!
そしてついに棒高跳のピットを設置していきます!
棒高跳は棒を刺すための「ボックス」がありますが、ストリート陸上のために道路に穴をあけるわけにはいきません。
その問題を解決する方法は、「棒高跳の走路を高くする」ことでした。
底上げした分、十分ボックスも当てはめることができます!
総勢100名の関係者によって、すべての工程が完成し、あとは本番を待つだけです!!
現場ではどんな雰囲気で行われたのか...
本番の様子は、次の投稿で!
お楽しみに!