ハッピーのこと
ロク、テトラの次に飼った犬が、パピヨンのハッピーくん、男の子です。
ハッピーが7歳のときに、我が家にやって来ました。
問題のある性格でしたが、
トレーナーとして対処できると思い引き取ることにしました。
ハッピーの問題点は、攻撃性が強いことです。
そして、少し(・・・、いや、かなりの)人間不信なところがあり、
スキンシップが難しい犬でした。
人は好きなんだけど、触られると怖さが強くなって突然攻撃してしまうようです。
家族もハッピーが触って欲しそうに見ているので、なあに?と触ろうとして、
ガブっと咬まれることが何回もありました。
散歩中に犬連れの方と立ち話しするときは、
咬むくせに触って欲しそうにしっぽを振ってアピールするので、
「この仔咬みますからっ!」と、
リードを短めにもって人に近付けないようにし、トラブルがおきないようにいつも気をつけていました。
性格に難ありですが、いいところもあります。
まず、顔がかわいい(笑)
性格が繊細な分、訓練性能がいいです。
号令を教えると、7歳にしては飲み込みは早かったです。
老犬のくせに元気で病気と無縁の健康体でした。
かなり頑固なところがあり叱られてもへこたれず、私とよくバトルをしてくれました(笑)
テトラの1歳年下で、テトラが無くなった後もいつもと変わらずマイペースに生活してくれたので、
落ち込んでいる私の支えになってくれました。
16歳頃には昔のような俊敏さが無くなりましたが、
頑固で攻撃的なところは相変わらず見せてくれました。
足腰もだいぶ弱ってしまい、散歩中にふらつくことが多くなりましたが、
かなり短い距離ですが、ゆっくりペースで毎日散歩に行き、
ご飯も自分で食べてくれて元気でいたので、これは20歳ぐらいまで
長生きしてくれるかなと思っていたのですが、
17歳で亡くなりました。
少しづつ食欲が落ちていって、寝たきりのことが多くなり、
ごはんを流動食にしようとしている矢先のことでした。
性格にかなり難ありの犬でしたが、
それ以外は特に手を焼くことのないとってもいい仔でした。