横浜市　ユニバーサルツーリズムセミナー実施！

7月3日（月）、ワークピア横浜にて（公財）横浜観光コンベンションビューロー主催の「令和5年度ユニバーサルツーリズムセミナー」が会員事業者向けに開催されました。

今回は特に観光庁が推進する「心のバリアフリー認定制度」について理解が深まるようにという要望をいただき準備をしました。

（ラグビーW杯2019の前年には、横浜のモデルコース策定も監修させていただきました）

制度がスタートしてから3年、積極的に取組む自治体とそうでない自治体の差が徐々に広がりつつあります。

セミナーでは制度スタート（2020.12.25）直後に認定を受け、観光庁のサイトでも動画で紹介されている横浜中華街の「萬珍樓」の支配人に事前インタビューした動画もご覧いただき、身近なこととして感じてもらいました。

（「萬珍樓」の取組みが紹介されいる観光庁動画）

その後の体験研修では、観光事業者が最低限知っておくべき車いすの事や、ほんのわずかな段差でも1人では越えることができないこと

施設に20cmほどの段差があったとしても、人的サポートで十分乗り越えられることなどを体験し

アイマスクを使った視覚障がい者・手引き体験では、お声かけの仕方や基本を学んでもらいました。

多くの観光事業者は、障がい者当事者に接する機会が少ないために「わからない」「迷惑をかけてしまうのでは」とやや腰が引けてしまう傾向にあります。

座学だけではなく、少しの体験がそのハードルを低くすることは間違いありません。