学力向上進学重点校やエントリー校の実力。合格者平均点や合格者平均内申や倍率で比較してみた
さぁ、今回は学力向上進学重点校やエントリー校(の一部)に注目したいと思います。
学力向上進学重点校とは、簡単に言ってしまえば、「勉強超頑張るところ」です。現在は、湘南、横浜翠嵐、柏陽、厚木、川和の5校ですね。
エントリー校は学力向上進学重点校に準ずるグループで、「勉強めっちゃ頑張るところ」です。超とめっちゃの違いはなんとなくお感じください。
どちらも一番の魅力は「そこにいる人」です。先生じゃないですよ。先生は県立高校内で異動があるので、どこが良いとかあんまりありません。人気校の魅力は、そこに集まった生徒たちなのです。
今日はそんな学力向上進学重点校やエントリー校(横浜国際を除く)に迫っていきましょう。
なお、今回の企画上、各高校をランキングのように並べていますが、どれも人気で入りづらい素敵な高校ということは間違いありません。例えるなら、国公立大学も、東大も京大ももちろん良いけど、大阪大や神戸大や北海道大ももちろん良いでしょう。そんな感じで見ていただけると良いのかなと思います。
まずは表の見方を説明しましょう。表は左から順に、高校名、合格者の平均内申、合格者の平均入試得点、この点数を取れば97%合格だよという安心得点、合格者の中の最低点であるボーダー得点、倍率、一次選考と二次選考の比率、になっています。
最初に、各高校を全県模試さん調べの合格者平均入試得点順に並べてみました。
5教科、500点満点の数字です。いやいや、どの高校も厳しい戦いだということがお分かりになるかと。450点って一教科90点ですけど、下記の偏差値別の得点を見ても数学で90点って難しいのわかりますよね。ということは英国とか100点対決になるわけです。ミスが許されない厳しい戦いです。
もちろんこの得点はテストの難易度によっても変わりますが、この合格者平均点が受験勉強を進めていく上で一つの目標になります。志望校が決まっている方は頭に入れておきましょう。
次は内申順です。
勉強も行事も部活も(スポーツも)頑張るというタイプの湘南や川和が高めですね。逆のこの表からは「オール5じゃなくてもトップ校受かるんだ」ということが認識できれば幸いです。
ただ次回の入試から二次選考においても内申の観点が使われることになりました。今から意識して内申を上げ、観点別評価の態度の観点でAをゲットしにいきましょう。
最後は倍率順です。
このレベルの高校では倍率1.3倍ぐらいは当たり前、と思っておくと良いかもしれませんね。それを下回っていたらラッキーと思うようにしましょう。
そして、「何倍でも私が受かるんだ」という強い気持ちを持てるように勉強を進めていきましょう。簡単に入れないからこそ、魅力的な高校たちなわけです。
前述の通り、学力向上進学重点校やエントリー校には素晴らしい高校が多いです。ただ、すべてが自分に合うかというとそうでもありません。偏差値や合格実績という基準も大事ですが、最終的には「自分に合うかどうか」という観点を大切に選択ができると良い高校生活が送れると思います。
このブログの記事が少しでも参考になると嬉しいです。
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感情面と数値的な部分どちらも大切にしないとね。