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2023.7.2 西吾妻山&西大巓

2023.07.05 08:32

令和5年 7月2日(日)  ガイド:真鍋雅彦   参加者:9名

温泉:小野川温泉「吾妻荘」

コース:湯本駅~天元台リフト~大凹~梵天岩~西吾妻山~西大巓~吾妻神社~リフト~

    湯本駅                   (所要時間約7時間30分)

 山形県と福島県の県境となる吾妻連峰南端の西大巓まで足を延ばして、雄大な山岳風景と

数々のお花を楽しんできました。ロープウェイとリフトを乗り継いでいる時から雲一つない

晴天に恵まれて、飯豊連峰、朝日連峰、月山、米沢の兜山や斜山などを見渡しながら標高

1,820mまでのんびりたどり着きました。アオモリトドマツの爽やかな香りを吸い込みながら

尾根に出ると連峰東側にはお馴染みの一切経山が見られて東吾妻、中吾妻などたおやかな風

景が広がり、大凹のカールにはイワカガミやチングルマ、アオノツガザクラなどのお花畑が

続きました。梵天岩からの展望を楽しむと一気に最高峰の西吾妻山の山頂にたどり着いて、

県境を跨いで西大巓に向かいます。途中からは会津磐梯山と猪苗代湖が目前に見ることがで

きて、ハクサンチドリや一面に広がるシナノキンバイの群落が鮮やかでした。樹林帯を抜け

出した西大巓までの登り返しは暑さが応えましたが、登り切った達成感と眼下に広がる裏磐

梯の湖沼群やスキー場など爽快な風景に癒されました。復路も同様の登山道で標高差は少な

いものの、岩場も多く石の上も神経を使うなど歩いてみれば結構な疲労感もあったようで

す。画像にはリフト乗車時に撮ったオガラバナで、亜高山帯に見られるカエデの仲間にな

り、月山にもありますが珍しくこのリフト脇にはたくさん見られました。また、新芽が可愛

いオオシラビソ(アオモリトドマツ)です。温泉はほたる祭りで賑やかな小野川温泉で疲れ

を癒してきました。