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現場進捗と敷地の話 | 紫竹の家

2023.07.05 09:35

34坪の敷地に、先週上棟した『紫竹の家』


変わりやすい天気だったので、濡らしたくない材料を濡らさなくて大丈夫なようにと何かと慌てましたが、安全無事に進めることが出来て一安心!


新潟では少し小さめな敷地です。

土地の価格も上昇傾向だったり、70坪代の敷地を分筆して売りに出されることも多くなったためここ最近は驚かなくなりましたが、、。

元々は奥に長い長方形の広い敷地を、不動産屋さんが造成して販売した4区画のミニ分譲地。

4区画とも34坪。その中で新設道路の入口から3番目、奥から2番目の敷地です。




『紫竹の家』のクライアントが僕らのところにご相談に来られた時、実は一番手前の角地を仮予約されていました。

角地なので価格も他の3つより割高でした。

小さな敷地の場合はほぼ配置も決まってきてしまう中で、角地となると便利な反面で周りからの見られ方が非常に気になります。そして道路からも近いので、窓の計画にも大きな制限が掛かってしまいます。


余談ですが、街中では30坪代前半の敷地の建売住宅をよく見かけます。それらには決まって道路側に大きな掃き出し窓が付いています。売り手目線では「庭(駐車場)側に大きな窓があるので出入りもできるし、明るいリビングでいいですよ」的な説明が浮かびます。ですが道路から近すぎたり(駐車場だけでは遮蔽物が無い事もあるでしょう)、大抵は昼間でもカーテンが開けられなかったり、せっかくのまどにアルミルーバーのフェンスが後付けされているのを目にしたり。

買うとき(もしくは建てるとき)にメリット中心の説明しか受けていなかったのだろうなぁと、少し悲しい気持ちにもなります。


「紫竹の家」のクライアントとも当初そんな話をして、仮予約をしている手前の角地と奥から2番目の敷地(手前から2番目はすでに申込が入っていました)のメリットとデメリットを散々話しながら、後者に変更していただくことになりました。

当時はまだそこまで具体的な要望をお聞きしていたわけではありませんが、求められている暮らし方は奥から2番目の土地の方が実現しやすい事。そして全体の予算が決まっているわけですから、土地の価格が下がった分を建物などにまわせるメリットが生まれます。

冬場の除雪が大変というデメリットが課題でしたが、、。それを天秤にかけてもメリットが勝った次第です。(この打合せの時の話は、土地探しから家づくりをされる方にはとても参考になる内容だと思いますので、ご希望の方はお問合せください。他の事例などと合わせて詳しくご説明いたします!)


そんなこんなでスタートした建築工事でしたが、小さな敷地で大変なのは駐車場と資材置き場問題、、。幸い一番奥の敷地(建築地の隣)にまだ買い手がついていなかったため、売主の不動産屋さんに工事中使わせていただけないかというご相談をしたところ、快く受けてくださいました。もちろん先方に提示していただいた月額賃料をお支払いして。

それが本当に助かっています。


でも、このまだ売りに出されている最後の一区画で建築工事をする方は、ちょっと工夫が必要だなぁと改めて考えたり、、。でもちゃんと出来ますからご心配なく!


利便性はいい上に、交通量による騒がしさも心配なく、落ち着いた住環境を得られるという突き当りの敷地特有のメリットがありつつ、1,100万円台。エリア優先の方にはまずまずこなれた価格ではないでしょうか!?

中央区紫竹エリアで土地をお探しの方(で、小さな敷地でOKな方)、ご検討くださいませ!

と、なぜか4区画中最後の一区画のおすすめ情報みたいになってしまいましたが苦笑


でも、ご相談に来られる方の多くが「30坪代前半の敷地は小さすぎるのではないか?」という心配を抱えていらっしゃるように感じます(まぁ、事実その言葉をお聞きするのですが)

もちろん駐車場2台分を確保しつつ4人家族が暮らす平屋を建てたい、となると現実的ではありませんが、、。

2階建て30坪強の3LDK+駐車場2台分と少し庭木を植えるスペースが実際に建てているところを見ていただけたとしたら、安心感も得られるのではないでしょうか??

まだ上棟を終えたばかりですので中をお見せするのは難しいですが、34坪の敷地での配置計画は実際に『紫竹の家』の現場を見ながらご案内が出来ますので、ご興味がある方はお問合せください!現場見学会としてご案内します。

この紫竹一丁目の最後の一区画をご検討されているようでしたら、ゾーニングなどのお話なんかもできると思います。すでに現地にはだいぶ足を運んでいますので。


そうそう、『紫竹の家』ですが、玄関ポーチの下屋を利用した木製カーポートを備えています。こちらもこの敷地を活かしつつ、「1台分のカーポートが欲しい」という要望の一つを取り入れたカタチです。



これも土地選びを建築士と一緒に行ったからこそのことですので、土地探しは建築のプロにもご相談されることをおススメします!


話しがそれたのかどうなのかも分からないくらい、好き勝手書いた回でした!


佐藤