日野原重明の名言
日野原重明と聞いて「誰?」と思われる方少なくないと思います。日野原重明先生は医師で、上智大学日本グリーフケア研究所の名誉所長でもあります。遺品整理士にとってグリーフケアは切っても切れないものなのでこの業界の方はそのお名前を存じ上げているかと思います。
本日はその日野原先生の名言です。
生きがいとは、自分を徹底的に大事にすることから始まる
命はなぜ目に見えないか。
それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。
死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。
どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい。
さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んでほしい
生かされている最後の瞬間まで、人は誰でも『人生の現役』なのですから
私たちは運命を生きるのではなく、運命を作っていくのです
幸福というものは、失われかけてはじめて気が付くものなのです
少し肩の力を抜いて、「お上手、お上手」と自分に声をかけていきましょう
人間は生き方を変えることができる。
繰り返す毎日の行動を変えることにより、新しい習慣形成により、新しい習慣の選択を人間は決意できる。
人間には選択の自由がある。
そして、意志と努力により、新しい自己を形成することができる
どんな困難に直面しても、「ここから始まるのだ」ととらえ直すことができれば、私たちはかならず前進できます
誰しも幸福を望みますが、それを実感することにおいてはきわめて鈍感です
ものすごく忙しい。
健康のために睡眠をたっぷりとり、三食きちんと食べて、適度に運動するなんていうことは私には到底できない。
絵に描いた餅です。
本業の医療、病院経営の仕事のほかに、物書きをしたり、1日18時間ぐらい働いています。
それでも私は毎日が爽快なんです。
老いて弱った体と、不規則で過密なスケジュールにうまく適応して精一杯生きる。
それが私の生き方上手です
ビジネスのために人間があるのではなく、人間が人間らしく生きるためにビジネスがある
人間とはそもそも「病む」生き物であり、必ず欠陥を抱えて生きています。
そのことを踏まえたうえで、今日という日を健やかに生きればいいのです
鳥は飛び方を変えることは出来ない。
動物は這い方、走り方を変えることは出来ない。
しかし、人間は生き方を変えることが出来る。
自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない。
二十世紀の日本人は、自分の中にないものを先進諸国からとりいれようとして忙しく働きすぎた。
そして、古来の日本人の内にあったよきもの、奉仕する心、人情、よき伝統を忘れてしまった。
人間にとって最も大切なのは、命の長さだと思っている人は多い。
しかし、私が出会った人を振り返ってみて、その人の命が素晴らしい命だと思える人においては、ごく少数の例外はあるにせよ、命の長さはあまり問題ではない。
私たちに与えられた恵みを数えてみれば、どんな逆境にあったとしても、
受けているものの方が、与えるものよりも多いことに気付く。
受けた恵みを、どこかで返そうと考えたいものである。
心の良い習慣というのは表情やしぐさにあらわれる。
人の顔つきも習慣なのです。
どんな困難に直面しても、「ここから始まるのだ」ととらえ直すことができれば、
私たちはかならず前進できます。
なんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である。
他者のための「思い」と「行動」に費やした時間、人とともにどれだけの時間を
分けあったかによって、真の人間としての証がなされる。
地位や名誉は死ねばなくなる。
財産も残したところで争いの種をまくだけですが、『ありがとう』のひと言は、
残される者の心をも救う、何よりの遺産です
人を許せるか否か。
それは人間に与えられた「試練」です
最期に自分の生涯を顧みて、自らが生まれてこうなったことは意味があると
考えられるように、今日を生きることである
人生には無駄というものはないもの。
しかし、後にならないと、その意味がわからないということがたくさんあるのです。
つらいことでも苦しいことでも、「体験」したことは、間違いなくその人の強みになります