祝福されたブラーフマナの妻たち(14):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第309話
2018.07.15 23:03
ブラーフマナたちは言いました。
「私たちの供犠におけるブラーフマナの地位、
純潔の誓い、膨大な知識が何になろう!
由緒ある生まれ、家柄、
熟達した供犠の技術、
これらが何になろう。
すべてが無意味である。
なぜなら、
超越的な至上主を無視し、
悪意を持ったからである。
至上主の幻影エネルギーは、
偉大な神秘家、
ヨーギーですら当惑させるのだから、
私たちは言うまでもない。
ブラーフマナである私たちは、
すべての階級の人々のグル(師)であると考えられているが、
私たちは、当惑され、
一番大事なものがわからなかった。
全宇宙の師である主クリシュナへの無限の愛を育んだ
これらの女性たちを見るがいい。
このクリシュナへの愛が、
死の束縛、家族への執着を
とってくださったのである」。
…つづく
(10巻23章40-42節)