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2023年5月買付け パリ・ブリュッセル

2023.07.06 16:12

通りを彩るマロニエ


肌を刺すほどの春の日差しはもうほとんど夏の日差し


風は冷たく冬の名残


Tシャツとダウンが入り混じる5月パリは


やっぱり混沌


ブルターニュ通りの春の蚤の市は

コロナの影も形も見えないノーマスクな活気に満ち溢れている


2023年5月、久しぶりに買付けに行って参りました

メンテナンスを終えたものから順次販売中です



ここから先は少〜し長文になります

お付き合い頂ければ



個人的記録も兼ねて



出発前、、急遽決めた買い付けでエアチケ取れない。。

そして鬼のように高い!。。



やっと取れたお安いチケットはこれしかなかった。。

羽田→伊丹→(自走)→関空→フランクフルト→ミュンヘン→パリという

なんともトリッキーな自走を含む乗り継ぎ便

3年振りでイレギュラーなフライト



フライト当日、羽田ANAチェックインカウンターの方が気の毒に思ったのか

羽田→関空に変更してくれました。感謝!



さらに今回は、御歳75歳の親父殿も同行するというこれまたイレギュラーな買い付け旅行

父との2人旅はこれが初!

そして最初で最後?の2人旅か?と縁起でもないことを思いつつ



出発



父を横浜の実家に迎えに行った際

「ケンカしないでよ〜」と母に送りだされ



CDG着



スマホのSIMセッティングを終え

ブリュッセルへ、その前に


パリ滞在予定のアパルトマンの鍵をCDG着で家主さんから受け取るミッション


そして、TGVでいざ!「雨のブリュッセル」へ


TGVではよく見る光景の落書きだらけの列車を見て

「容認してるとしか思えない。。。」とぼやく元鉄道マンの父

確かに日本の鉄道ではありえない


古いものと新しいものが反発したり混ざったり

並列する風景が私的には好みなのだが



翌日ブリュッセルは晴れ


早朝、気温5°C

Tシャツにウィンドブレーカー

5月はまだまだ寒いがドデカイバックパック背負って歩き回るには

これぐらいでちょうど良い

午後には日差しも出るからむしろ暑くTシャツかな



開店準備で慌ただしいマーケット

大きなトラックと威勢のいい声

コーヒー片手に仲間と世間話をしながら客を待つマーケットの店主達



いつものベルベル人のおじさん発見!

私の拙いフランス語でMon pere! と親父殿を紹介すると

Ton pere!?といつもの陽気な感じ

元気で良かった



さて、ご無沙汰の買い付けに勇み足!

売れないであろう個人的にツボなものをいくぶん買いすぎたかな

しかし胃もたれ膨満感には程遠い!

買い付けはこれからです

1-2日程の釣果はまずまず



ブリュッセルの街へ

クラシカルなワッフルを頂きご満悦!

からのお決まりムール貝にビールにフリット

アムステルダム弾丸観光

ニシンの酢漬けバーガー食したり、王立美術館行ったり

あっという間


そしてパリへ



パリ北駅のタクシー乗り場は駅舎を出て直ぐだったはずが場所が移転しており

買い付け荷物を持参での移動だったので、まー辛く、徒歩2分ほどが10分ほどかかりました。

30kg超えのトランク4つに重〜いバックパック3つに、、

すでにトランクは悲鳴をあげている模様

そして長蛇の列。。。しかも生憎の雨、、、

疲れてるしワゴンクラスじゃないと荷物乗らないしこれは長いぞと。。。

しょうがなく白タクに高い金払って乗ってやった。。。

かなり吹っ掛けられたが。。。やむなし。しかしピュ●ーーンな金額!



雨も止み夕風のタンプル

ブルターニュ通り春の蚤の市は大賑わい

さぁ、ご飯を少し我慢して今日は夜まで買い付けです



見学も兼ねて買い付け場所ごとに父も同行しましたが

旅程の概ねは別行動



スマホはあるがメールとLINE以外はほぼほぼ使い方がわからない父は

行きたい場所の地下鉄の駅を暗記し、(乗り換えはしない,出来ない?)

降りたら勘で歩くという「勘ピューター」20世紀アナログスタイル

勘に頼って迷いに任せて歩く歩く

それでも迷ったら英語で道を尋ねる

ほぼ全員GoogleMapで調べてくれるという

他人のスマホにおんぶに抱っこ全乗っかりで、だいぶ助けられたみたいです

1日平均1,5万歩を約2週間、パリ中を一人で歩き回った父

75歳にしては元気だ〜なと感心しました



せっかくなので2人のスケジュールを合わせ

パリのベタな観光も存分に楽しみました

パリ郊外へも足を伸ばしショートトリップ


中でも印象的だったのが

パリ近郊の街「ランスーReims」

お目当ては藤田嗣治夫妻が眠るFoujita礼拝堂

ランス駅からバスで数分

パリの風景とは一味違う住宅地を進むと

古い石積みのアーチが見えてきた!

芝生の中にひっそりと佇む小さな可愛い礼拝堂


壁面や祭壇のフレスコ画だけでなく

建物の設計、ステンドグラスなど

藤田の絵筆と情熱の全てが注ぎ込まれています


ワイン樽に跨る聖母子や聖人に紛れて藤田本人、奥さんなども描かれており

遊び心溢れる小さな礼拝堂は見応え十二分にあります


帰りはスーパーで買い物を

夕食は安く済ませるためにも自炊多めです



スーパーで買ったワインを飲みながら父の若い頃の思い出話なども

ちらほらと聞けて良い時間を過ごすことができました


「もう海外旅行は最後だなぁ」と父

僕は「旅行=歩き回るという歩け歩けスタイルじゃなくていいんだよ。

21世紀の旅なんだから、GoogleMapを覚えて、最短で目的地に向かって、

地下鉄もバスも使って、なんならUberでタクシーに乗ればいいんだよ。

そんだけ歩ける基礎体力あんだから、まだまだあと10年は旅行できるよ」と言ってやりましたが「目的無く歩くのが好きなのだ!」と全く聞く様子もなく。。。

そんな父に「今の時代は目的地への最短経路だけじゃなくて、ChatGPTで文章を代りに書いてもらったり、人類は最短最適解を常に求めてるらしいから、行き当たりばったりの遠回りは20世紀の置き土産だな」とかなんとか付け加えてみたりしながら

とわ言え、僕もそんな行き当たりばったりの歩くスタイル多いなぁと

「血は争えん」をベタに感じたり


パリの地下鉄でよく見る風景

メトロの入り口改札ハイジャンプの若者や、前の人の背中にくっついて改札を一緒に通り抜ける若い女子など

父は驚きながらも、

「すごいなぁ今のジャンプ!」

「しかし出口で改札がないのはおかしい、無賃乗車を容認しているとしか思えない。。」と

またもや、容認ぼやきをしていました



買い付けでくたくた。。

からのアパルトマンに帰って梱包。。。

そして自炊。。。。


かなり疲労も溜まってきた頃。。。。。


予言通り見事に帰国数日前

帰りの荷造りのことで父とケンカに

詳細はは端折りますが

久しぶりに激オコの父の顔を見れたので

これはこれで良い思い出となりました


そして扱き使われタイヤの取れてしまったパンパンのトランクを携え

3年ぶりの買い付け、無事帰国となりました


これが最後とは言わずにまた欧州旅を一緒にいけたらなぁと

思う小旅行者でした


ついでにChatGPTで遊んでみました


僕の今回の日記をChatGPTに「解説してくれ」と頼んでみたところ、

随分となんだか壮大でしつこい感想文に仕上りました


以下、ChatGPT

パリへの旅。それは主人公と父との特別な冒険でした。航空チケットの変更や自走の乗り継ぎ便といった予期せぬトラブルにもめげず、彼らはパリの地に到着しました。初めての2人旅は、予想外の楽しみと運命のような流れに包まれていました。パリの通りに咲くマロニエの花や春の蚤の市の活気に、コロナの陰りは感じられませんでした。彼らの旅は、パリだけではなく、アムステルダムやベルサイユ宮殿の訪問、パリ近郊のランスーReimsでの藤田嗣治夫妻の礼拝堂見学といった観光も楽しむ充実したものでした。父は自身の20世紀のスタイルを貫き、地下鉄を使いながら行き当たりばったりの冒険を楽しんでいました。一方、主人公は最短経路や技術の進歩に興味を持ち、時代の変化を感じながら父との交流を深めました。しかし、旅行の終盤で父とケンカになってしまいました。激怒した父の顔を目の当たりにした瞬間、主人公は後悔と寂しさが心を埋めました。それでも、この旅行は忘れられない思い出となりました。最後の日、トランクを詰めながら、主人公は再び父と一緒に欧州を旅することを願いました。旅行は時に予期せぬ出来事や意外な展開をもたらしますが、その中には喜びや感動が隠されています。この物語は、主人公が父との旅行中の軋轢を乗り越え、再び和解するまでの道のりを描いています。主人公は自己成長を遂げ、家族の絆の尊さを実感します。旅の最後の日、主人公は心を落ち着かせ、父との和解を試みました。二人は互いに謝罪し、過去の誤解や感情的な衝突を乗り越えました。父は主人公に助言し、未来への希望を語りました。その瞬間、二人はお互いを深く理解し、絆を再確認することができました。帰国の日、主人公は新たな自信と喜びを胸に抱き、父に感謝の言葉を述べました。この旅行は彼らにとって特別な思い出となり、これからの人生においても大きな影響を与えることでしょう。この壮大な旅の物語は、読者に感動と勇気を与え、家族や冒険への価値を見つめ直すきっかけとなるでしょう。人生の旅路において、予期せぬ出来事や困難を乗り越えることは避けられませんが、その中には喜びや成長が待っていることを忘れずに進んでいきましょう。



わぉ!21世紀ChatGPTおもろ。



長文お付き合い頂きありがとうございました

2023年7月