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A TOAST

動物の見つけ方

2016.01.15 10:08

ナミビアに行く前から、あんちゃんと動物園に何度も行ったり、犬飼いたいね〜って話をしたり動物の話をよくしていた私たち。


あんちゃんは、小さい頃から動物のドキュメンタリー番組をたくさん見ていたり、ケニアやタンザニア、南アフリカへ行ってるのでびっくりするほど動物に詳しい。


この旅でのナミビアでの移動は車。道路の脇には高いフェンスがあって、動物がすぐそこの距離にいたりします。とっても視力が良いあんちゃん、すぐにオリックスやスプリングボクたちを見つけました。逆に私はというと、動物の形は分かるものの名前がわからないので(完全に予習不足)、あそこに動物がいるよ!といってあんちゃんに名前を教えてもらいました。そして、あんちゃんのすすめでスーパーの本売り場で見つけた動物一覧シート(絵と名前と簡単な説明)みたいなのを買って勉強。


何度かガイドツアーでゲームドライブにも参加。ナミビア人の視力の良さにはあんちゃんもびっくり!運転しながらなんであんな遠くの動物が見えるんだ、というのまで。


旅の途中ようやく動物の名前と姿が一致するようになり、あんちゃんに、ああいう木があるところにはこの動物が見つけれるよ、とか、この環境はレオパードにぴったりだ!とか、たくさんのことを教えてもらって、動物探しも板についてきました。


角の長さで動物の歳がわかったり、動物の足跡を辿ったり、糞を見つけたり、植物の種類を教えてもらったり。新しい発見が常にあって、本当に刺激的。


スプリングボクの体の配色はお洒落だなあと思っていると、ガイドさんが、一番濃い色の部分は太陽の熱を集めて身体の体温を保つためで(日中暑くても朝晩は冷えたりするから)、お腹の真っ白な部分は地面から反射する熱を逃がすためなんだとか。だから、スプリングボクはたいてい色の濃い部分を太陽に向けているのだそう。考え抜かれた身体の配色は、本当に素晴らしいなあと感心。


スプリングボクがハッピーな時は4本脚で飛び跳ねるんだよ、って聞いたり。(実際見ると、本当にかわいいしハッピーなのが伝わる)


植物も、動物に食べられないように味を変える植物があったり、動物のお腹の調子を整える植物があったり。絵本の物語みたいな、魔法みたいな話を聞いて、別世界にいるみたいでした。