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クラリネットをしれっと吹くメガネ

年寄り

2018.07.16 05:22




年寄りみたく、思い出話を語る。












合宿で一番鮮明に覚えているのが、意外にも1年生の時。


広めの部屋で、クラリネットのパート練習。

3学年でやった最後(であろう)パート練習でのスケールテストは、ビビりまくった記憶が。


テンポ120で、全ての長音階を16分で上がって下がる。

これだけの大仕事を当時3年生のハイパーストイックパートリーダーの先輩に、ストイックに軽く眉間にシワを寄せて指導いただいたな、と。


いや、あの先輩には現在の私でも到底太刀打ち出来やしないです。

足元にも及ばない、なんて言うことがおこがましいレベル。

先輩、元気かなあ。






あとは、コンクールメンバーの合奏を目の前で聞いたこと。


課題曲が「天馬の道」

自由曲が「バレイ組曲  恋は魔術師」


この2曲は、未だに私の脳裏に焼き付いています。

特に、課題曲の最初の1音目2音目が発音されるまでの間のあの空気感は、忘れられません。

聞いているこちらが緊張するぐらいに、コンクールメンバーから緊張感と真剣さが伝わってきて、圧倒されたのを覚えてます。


私には、人を圧倒させるほどの緊張感は出せるのだろうか……









ちなみに。


自分に関する記憶は、ほぼありません。

唯一、3年生の時は、合宿は最高に楽しんでたという、ざっくりとした感覚だけ。

楽しんだ理由は、今と何ら変わりありません。

一日中クラリネット吹いてれるやん!!



そこから8年。

クラリネットに対してのテンションは、ほぼ変わりのない今です笑