【東京都・葛飾区】立石
2018.07.16 09:10
京成立石駅前に戦災に遭った亀戸の業者が移転して特殊飲食店街を形成。
戦後に進駐軍相手の慰安施設(RAA)を経て赤線に、「六十軒、約三百名のこじんまりとしたところ」(『全国女性街ガイド』)。
京成線沿いの飲み屋街に残るカフェー建築。
白く塗り重ねられた円柱の剥がれた箇所から豆タイルが所々顔を出す。
赤線街の近くに残る「呑んべ横丁」。再開発で間もなく見られなくなる光景だ。
ここが赤線と思われがちだが、元々は「立石デパート商会」というマーケットだった。
マーケットの名残と思われる洋品店の看板
線路を挟んで反対側のアーケード商店街「立石仲見世」も戦後のマーケットから出発した。
モツ焼の店「宇ち多゛」はいつも行列だ。
昔ながらの個人商店が多いが、シャッターが閉まっている店も。
奥戸街道側の出入口。
訪問 2017年6月