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Earth Wind Wave

7月 終わりと始まり 戦士の逆行

2023.07.09 04:38

月とエリスのコンジャンクションを経て、

水星と冥王星がオポジションに向かう。


蟹座♋️と山羊座♑️の29度に牡羊座♈️の月が90度の角度をとる。

冥王星の29°が顕著であるため、物事を解決するための緊迫感が漂って来ます。

最後のチャンスに例えられるのかも知れません。


水星は今、ハイスピードで移動しており、7月11日の夜には獅子座入り、29日の早朝に乙女座に移動して行きます。

多くの情報が私たちにもたらされる事を示唆しています。


そして18日の未明午前3時22分に蟹座♋️の24度51分で太陽と月は重なります。

この新月と同時に冥王星、海王星、天王星、金星、そしてエリスの7つの周回天体がそれぞれの星座の

後半10 度の中にある事にも注目です。

惑星達は終わりと始まりという強いテーマをここに示している。


山羊座♑️の冥王星と北、南のノード軸はTスクエアであり、

この新月はそこに活動宮のグランドクロスへと姿を変えて行きます。


蟹座♋️の趣向から、子育てや子どもにまつわる事、何か感情的に安心を得たい、

安全なテリトリーを確立したいと言う思いが強化されて来ている。

これは天王星とのセクスタイル、海王星とのトラインによって、

スピリチュアルな要素を強く含んでいるようにも感じます。


蟹座は感情的にとても敏感な水の星座であり、弱者や愛する人たちを守りたいため、

積極的に必要とされる資源や、その方法を模索しようとするでしょう。


家族や身内のみならず、全人類に対して、結びつつある魂の部族を、

将来のコミュニティーとして見ているのです。

先の人生を共に歩む仲間として。


この 7 月後半にはいくつかのインコンジャンクトが稼働しており、何かと不安定感をもたらす可能性があります。

しかし、この不安定性には古いシステムの支配が緩んでいて、エネルギーは乱流しています。

お互いに働きかけて、物事の改造に取り組む、試練や教訓のようなイメージです。


土星が乙女座♍️の火星に向き合う事は、目標を達成するための現実的な方向性、

詳細を正しく理解したい事を意味します。

場合によってはイライラする傾向におちいる事も考えられます。


さて、この新月の後にノード軸が牡羊座♈️ー天秤座♎️のラインに移動します。

過去2004 年から 2006 年を思い出して見て下さい。


当時の人生に何が起こっていたのか、ノードの周期は約18年です。 

人生の領域が新たな変化を生む、先に向かい段階を経て活性化される事を意味します。


これまで私たちは価値観を根本的に変えてきた牡牛座♉️のノース ノードから牡羊座♈️に移動するのです。

未来を切り開くエネルギーが注がれて来る。


この波に乗る事で行動を起こしたいと考えるようになるでしょう。

またノース ノードが惑星と結合すると、その惑星の性質が活性化されます。

一般的に、牡羊座のノースノードは自給自足、主権や自律性、ダイナミズム、行動、積極性、独立性、

そして重要な事に、内なる力の感覚を呼び起こす事です。

人生のあらゆる側面において、外側ではなく、内側から生きる事。

牡羊座のエネルギーが強い人は、一般に非常に明確な自己意識を持っており、それは単純明快です。


現在を今に生きる傾向、後悔して過去を思い出したり、将来について心配したりする事はありません。

前を見て今を行動するだけです。


サウスノードは蠍座から天秤座に移動するので、感情の複雑さや激しさから、

一対一の関係やその中のパワーバランスにもっと焦点を当てていく事になります。


サウスノードは私たちが遠ざかろうとしている場所なので、長期にわたって築いてきた関係が今、

人生から離れつつある。あなたはそれらの人々と同じ周波数ではなくなっている事に気づくかもしれません。


天秤座は妥協のしるしでもあり、人を喜ばせる星座、

平穏な生活のために他人に合わせて自分のニーズを常に調整してしまいがち。

合意や契約にもつながるサインです。


牡羊座のノースノードは10月までエリスと結合し、この側面が最も強く感じられるのは8月と9月です。

エリスは正義と平等を求める熱狂的な戦士の象徴であり、欺瞞、嘘、不正、不平等、社会的排除を許さない真実の語り手です。

皆の意見を聞き、社会に参加する動きが強まって来るのではないでしょうか?


ノースノードは魂の集合的な旅の方向性を表しています。

戦士の星座である牡羊座でより自己主張が強まり、

多くの問題についてより多くの真実が明らかになる。


何故なら私たちの利益のためではなかった。

私たちはこれらのことに気づいていなかった。

あるいは単に静かな生活を望んでいた。

天秤座の趣向に従っただけなのかもしれません。

今後 18 か月間に私たちが排除すべき行動がここに示されて来ます。


22日、エリスの観測点は25度15分で逆行を開始し、同時に太陽は冥王星と向かい合います。

両者とも節軸に対してスクエアを形成していきます。惑星が静止して方向を変えている時、

その象徴性はより拡大され、地球に近づいています。


したがって真実を告げる戦士は、権力闘争に深く関わり、不正を明白にしようとするでしょう。

エリスは2024年1月まで逆行を続けます。


山羊座の冥王星は29度の活動宮の中でノード軸に対しスクエアを形成する。

これは、西側諸国をはじめとする電力問題が再び浮上して来る時期となるでしょう。


真実を明白にしようとするエリスの精力的な調査と幻滅は、人々にとって決して快適ではないかもしれません。

21日の午後15時を回る頃、火星は軍事活動に関わる配置としてしばしば土星と対峙します。


また同日、太陽と冥王星も向き合い、ノード軸の間に正確なスクエアを形成します。

この期間は、私たち自身の選択だけでなく、冥王星と土星が示す権力と支配に関連した、

劇的な出来事が予想されます。


23日、金星は獅子座28度から40日間逆行を開始します。

9月4日までは経済面で憂鬱になる事があるかもしれません。


またビーナスに象徴される愛の星、金星はサウスノードを支配する惑星で人間関係の兆候を示しています。

天秤座の人間関係を再評価する期間なのかもしれません。


あるいは突然、昔の恋人が現れると言った出来事が起きるかもしれません。

今の古い関係パターンが明らかになり、もう役に立たない事に気づく、

原点に戻ると言った趣向なのかもしれません。


金星は金融、お金、社会における富、私たちのこれまでの価値観と結びついており、

惑星が逆行するたびに、私たちはその象徴が何を表しているのかを遡る事になります。


ここ数カ月の間に個人の財政も見直す必要がありそうです。


今年は10月半ばに金星が支配する牡牛座♉️で今年最後の日食が起こります。

日本での観測は出来ないようですが、この星座はお金、銀行、金融、通貨、富に関連しているため、

これは好機なのかもしれません。


日食は着地する場所に劇的な変化をもたらす事が多く、世界のどこかで何かが起こる。

また、歴史的に 10 月は金融の価格変動が起きる時期である事も今の内に知っておくべきかもしれません。



今回はこのへんで、

最後までお読みいただきありがとうございます。


感謝してます。



2023/07/09