女性への暴力撤廃を訴えよう
◆女性に対する暴力撤廃デー
毎年11月25日は、女性に対する暴力撤廃の国際デーと定められています。レイプやDV(家庭内暴力)など、女性に対する暴力の実情の啓発を目的に制定された日です。また、12月10日の世界人権デーまでの16日間は性差別による暴力廃絶活動の期間ともされていて、世界中で様々なアクションが行われます。テーマカラーは紫色。パープルのリボンをつけて連帯を示しましょう。
「あるこうよ むらさきロード」は、当事者とアライが思い思いに紫色で着飾ったり仮装したりして、暴力撤廃を叫ぶパレードです。今年は11月23日に表参道で開催予定。スローガンの「悪いのは加害者だ。あなたは悪くない」に続けて、当事者からのメッセージをコールして歩きます。また途中、数ヶ所で歩みを止め、「Break the Chain」を歌って踊ります。ブレーク・ザ・チェーンとは、「繋がれた鎖を断ち切り、自由になろう」という意味。この曲に合わせて、世界中で女性への暴力撤廃が謳われています。
日本では東京から。みなさんも一緒に、パレードに参加しましょう。そしてあなたの地方でも是非、何かの形で動いてみてください!
◆今、Now…
2年前の夏、東京から神奈川へ走る小田急線の車内で女性が無差別に狙われて刃物で刺される事件がありました。加害者は、「幸せそうな女性を見ると殺したくなった」そうです。この事件の後、ミソジニーからの殺人、フェミサイドのない社会を作りたいと、若い女性たちが立ち上がり、声を上げました。
今年になってからも、女性が交際相手に殺される事件はいくつも起きています。直近でも、5月に大阪府泉佐野市で18歳の女性が元交際相手に刺されました。6月には神奈川県横浜市でも18歳の女性が20代の男性に刺され、二件とも死に至りました。女性が、家庭内や交際相手の男性に殺される率は、男性より高いというデータもあります。
こんな状況を変えたいと思いませんか。11月23日(祝)東京ウィメンズプラザでお待ちしています。どのタイミングでいらしても大丈夫です。スケジュールなどはインスタでご確認ください!当事者もアライも、たくさんの方のご参加をお待ちしています。
参加は無料です。カンパも頂ければ嬉しいです(500円からいくらでも)。