北畠具教
2025.01.07 01:30
きたばたけ とものり
北畠家は代々伊勢の国司で、具教は8代当主であった。
尾張の織田信長が伊勢に侵攻してきた際に戦ったが、かなわず和睦する。
その後も伊勢を統治していたが、信長との不和や謀反の疑いもあり、やがて信長の命によって謀殺されてしまう。
具教は剣豪・塚原卜伝に剣術を学び、「一の太刀」の奥義を伝授された剣豪大名としても有名。
織田家の刺客に襲撃されたときは、19人の敵を斬り倒したという逸話が残る。
なお「一の太刀」がどのような剣技であったかは不明である。