IKKO Zerda ITM02 レビュー
こんにちはぽぷりです。・ω・
今回もドングルDACのご紹介です。最近ドングルDACくらいしかネタがないんすよねー。
相変わらずディスコンやオワコンになったもの、出遅れたものばっかり買ってるんで。_(:3 」∠)_
実は自分とIKKO Audioはひと悶着あったりしたのですが、その辺のことは忘れて正当に評価するよう努めます。実際、事後にこれを買ってるわけだしね。モノには罪はない。
ではいってみよう。
見た目とか
こんなやつ
背面はこんな感じ
ドングルDACではかなり小さい部類に入ります。長さは先日のTanchjim SPACEと同じくらいで、4.4mmバランスがない分さらに薄くした感じ。手持ちの中では最小・最軽量です。
仕上がしっとりとしたホワイトの塗装なので一見プラスチックですが、金属にシリコン系?の塗装です。
白のマット塗装なので汚れが付きやすいのが難点かなー。
ハイレゾロゴとか余計な印字が一切なく、自社ロゴをグレーで印刷しただけと見た目の面ではパーフェクトに近いです。
スペックとか
サイズ 39*17*9mm
重量 9g
本体素材 アルミ合金本体+ブラックガラスシェード
DACチップ AK4377
入力端子 Type-C
出力端子 3.5mmステレオ端子 ※4極マイク付きイヤホンを接続した場合、マイクおよびリモコン機能は利用できません
SNR 120dB Noise <0.9μV
THD+N 0.0004%
出力 70mW@32Ω
デコード PCM:32bit/384Khz DSD:DSD128、DSD64
表示LDE Blue Light: PCM Red Light: DSD
対応機器 Android,IOS,Win10,MacOS, Switch, PS5, Xbox (各コンソール ゲーム機で動作確認は行っておりますが、すべてのバージョンおよび機能での動作を保証するものではありません。また、各社のライセンス商品ではありません。)
付属品 Type-C To Type-C ケーブル: 0.1M、Type-C To Lighting ケーブル:0.1M
DACはAK4377を利用しています。ド定番ですね。アンプ内蔵のチップです。別途アンプなどは付けず、内蔵アンプを使用していると思います。特にアピールされていないので。このDACと内蔵アンプはサクサクした音で結構好きです。
デメリットとして出力が小さいのでとんでもないヘッドホンとかを鳴らそうとかは考えないでください。故の省電力・小型化ですから。
あと付属品としてケーブルが二種類ついてくるのはありがたいですね。そこまで高品質なケーブルではありませんが、製品コンセプトとしてカジュアル層を狙っていると思ううえ、そんなにケーブルに気合を入れてどうにかするスペックでもありませんし。
省電力なのでLightning接続でも非常に安定しています。
ケーブルはType-CとLightning両方ついてくる
コーデックによってランプがつきます。まぶしすぎず好印象。
片側には3.5mm端子
反対側はType-Cです
今回決め手になったもの
・ズバリ見た目がかわいい
・シンプルなので安い
バランス端子はやはりほとんど使いませんのでそこはネックではありませんでした。毎回しつこくて恐縮ですが、バランスが優位という考えはないので。(違うのはわかりますが、違う=優位 ではないです。 全く使わないわけではありませんが、リケーブルしてまでは使わないって感じです。据え置きやとんでもないヘッドホンはまた別の話になってきますが。)
気に入っているところ
- やはり見た目がかわいい
- 手触りが気持ちいい
- 余計な機能が一切なくシンプル
デザイン業をやっていた関係上見た目がかわいくないものにはどうしても躊躇してしまう場面があります。その点今回はグッド。シリコン系の塗装は実はあまり好きではないのですが、気持ちいいからヨシ!
余計な機能がなくプラグインプレイなのはユーザーフレンドリーだと思います。(かゆいところに手が届かないとも言えますが。)
出音はシンプルに良いですね。やっぱり個人的にはDAC内蔵アンプで済ませてしまうならAK4377はベストチョイスだと思います。あらゆる音をそつなくこなしてくれるお気に入りのチップです。
あと、とにかく軽くて場所を取らないので持ち出しに抵抗がないのは本機ならではの魅力だと思います。
微妙なところ
・独立ボリュームがないのはやはりキツイ
・汚れが付きやすい
やはり毎回独立ボリュームは正義と言っているようにスマホ側のボリュームステップ数では対処しきれないイヤホンがどうしても出てきてしまって、もう少し音を小さくしたい・大きくしたいというのができないのが痛い。なので、個人的にはその可搬性を生かして試聴用に持って行ったりなどで活躍してます。
ただ、先に申し上げた通り汚れやすいので神経質な人は要注意。まあ、価格からして使い倒すのが正解だとは思いますけどね。
まとめ
- シンプルイズベスト(時と場合による)
とにかくこだわりまくってあれこれ詰め込んだり、あれこれいじれるようなドングルDACやBluetoothレシーバーが多い中、あえてここまでシンプルに割り切るのもありだと思います。
誰もがオーディオの詳細に強いわけではありませんし、こういうカジュアルアイテムはあって然るべきだと思います。イヤホンジャックがなくて困ってるけどめんどくさいのは嫌じゃー!けどお気に入りのイヤホンを使いたいんじゃー!!という方はこちらをどうぞ。
では今回はここまで。(=゚ω゚)ノシ