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マヤ

三代目❤️夢小説(臣隆編third)21 ライブ後

2018.07.17 05:45

J-WAVEライブの翌日、隆二から電話がかかってきた。




『臣、ELLYんとこ行ってたんだね』




「うん、そっち行けなくってごめんな」




『別に構わないけど…』




「だから前の日に言ったろ?離れていても、いつも一緒にいるって」




『そだね』




「拗ねた?」




『拗ねるかよ。子供じゃないんだから』




「どーだか」




『まだ青森?』




「そーだよ、ELLYやツアースタッフと一緒」




『またしばらく会えないね』




「ふふ…」




『なんだよ?』




「寂しいよ、臣…今度いつ会える?…って風に聞こえた」




『言ってろ』




「やっぱあの日会ってて正解だったっしょ?」




『そうだね、顔見に行って正解だった』




「ほんとに顔見に来ただけだったけどね」




『俺さぁ、ステージ立ってて無意識に去年臣と直人さんが座ってた座席の辺り見てたよ』




「そっか…」




「でもさ、ずっと一緒だったろ?」




『へ?どゆこと?』




「お前の心のど真ん中で、俺足組んでふんぞり返ってたろ?」




『…そうだね、確かに偉そうにふんぞり返ってた』




隆二…やっと笑ったな。




「切るよ」




『え…もう?』




「いや?」




『…もう少し声聞かせてよ』




「隆二さぁ」




『ん?』




「素直なお前は…ほっとけない」




『……』





『…やっぱもう切るよ』





「あれ?なに、怒ったの?」




『臣のそんなセリフ聞いてたら、我慢できなくなる』




「だろうな」




『え?』




「会いたいって思うようなこと言ってるからな、おれ」




『…おみ』




「ん?」




『会いたい』




「…んなこと言ったって、無理だよ」




『じゃあ誘うなよ』




「そうなるよな」




『ちぇ、笑ってるよ…』




「東京帰ったらすぐLINE入れるから」




『駄目だ』




「なんで?」




『青森出る前に電話しろ』




「…わかったよ」




『おみ』




「なに?」




『ソロライブ終わったらどこか行きたい』




「いいよ、どこがいい?」




『無人島』




「……」




『いや?』




「それって…」




『ん?』




「愛し放題だな」




『そういうことになるね』




「…ギブ」




『はえーよ!無人島行ってから言え』




「了解しました♪」




『…今すげーテンション上がったろ?』




「わかる?」




『…おれ体力持つかな?』




「それは俺次第だな」