大殺界の過ごし方
六星占術という占いで「大殺界」というものがある。
それは3年連続で続く波乱万丈な衰運気だ。
自分らしさが失われ、一度ミスをすると連鎖的にミスを誘発して、それによって悪循環に陥る。
エネルギーが沸かないし、女性の場合は必ずと言っていいほど化粧のノリが悪くなる。
とにかく凶事がとめどなく襲ってくるのだ。
……そんな大殺界を乗り切る方法がある。
※以下に記すのは決して大殺界の魔力をゼロにするわけではない。
●「とにかく自分を抑える」
⇒これは自分の運命星っぽい生き方をしないということ。
・明るくて派手好きな金星人は、控えめな言動で地味なファッションを心掛ける。
・生真面目で几帳面な木星人は、わざと大雑把に振る舞ってみる。
など、あえて本来の自分とは真逆の自分を演じること。
そうすることで大殺界の魔力を軽減させることが可能です。
●「自分と相性の悪い人とつきあう」
⇒これは”毒を以て毒を制す”という意味合い。
この方法は少々気が引けますが、これも魔力をダウンさせる方法の一つなのです。
●「先祖供養」
⇒先祖供養(お墓参り)が最もベストな方法かもしれません。
私も大殺界一年目(陰影)の七月一日、藁にも縋る思いでお墓へと出向きました。
その日の午後、大殺界を乗り切るための素晴らしい知恵が脳内に浮かんだのです。
それは過去の私では思いもつかないような、人生を好転させることができるかもしれない霊界からの伝達でした。
そのお告げのお陰で、挫けながらも大殺界を切り抜けることができたのです。
※大殺界だからお墓参りへ行こうという考えではいけません。
先祖の眠る墓地は普段から行っておくべき神聖なエリアなのです。
⇒しかし、先祖と疎遠だった人が大殺界をきっかけに先祖供養の大切さに目覚め、大殺界開け後にも定期的に訪れるという習慣がつくかもしれないので、大殺界にはいった人は真っ先にお墓参りへ行くことを推奨する。
——大殺界は恐ろしいものです。
ただ、苦しい出来事の中でしか学べないこともあります。
一筋縄ではいかぬ試練が多い人こそ、幸せな人生なのです。
それだけ色々な経験を積めます。
それだけ自身の魂が向上します。
それに伴い霊界で待っているグループソウル(本当の家族・魂の家族)も一緒に上昇していくのです。
——3年間で溜まりにたまった”人生の膿”を放出するのです。
大殺界を終えれば、翌年の盛運期(種子)は華やかで活気に溢れた人生を過ごせることでしょう。