Stand up! タチツボスミレ
2023.07.15 08:58
(2023/4/23 南部町・名久井岳)
(2023/5/13 大鰐町・茶臼山)
立坪菫(たちつぼすみれ)
スミレ科スミレ属/多年草
地面から直接生える花茎が立ち上がり、坪庭のような身近なところ(例えば里山等)に生える”菫(すみれ)"なので『立坪菫(たちつぼすみれ)』。
花期は春(4~6月)。人里から山地の林床に好んで育ち、大小に群生していることが多い。
葉は根生葉で小さな丸っこいハート♡型の葉を上向きに。花の色は薄紫色で中に濃紫色の筋が入っている。花の後部に伸びる距(きょ)の色も花色と同じ薄紫色になるのが特徴。
春(4~5月)に里山~山地に群生を作って咲くスミレとしては最も一般的な種の一つだが、私の暮らす青森市とその周辺の里山・山林では、より大柄で距が白いオオタチツボスミレや距が後ろに伸びたナガハシスミレの方をよく見かける。
タチツボスミレは近隣市町村の里山や低山まで車で出かけてハイキング等した際にお目にかかることが出来た。
比較的、太平洋側で多く見かけるような気がするが、どうだろう?