アメリカの教育ローンを語った詐欺にご注意
おはようございます、Jayです。
日本と同様にアメリカにも教育ローンがあり、返済出来ずに困っている人が多くいます。
バイデン大統領が「教育ローン免除案」というのを執行したのですが、最高裁はこれを却下しました。
“緊急特番”というほど大げさなものではないですが、今朝メールをチェックしている時に迷惑フォルダーをすり抜けて受信ボックスにアメリカの教育ローンを語った詐欺と思われるメールが届いたので注意喚起の意味でこちらをお届けします。
おそらく迷惑フォルダに引っかからなかった理由&私を驚かせた(ドキッとさせた)理由は、文頭が“Dear 〇〇”と私の本名だった事。
だいたい“Dear (メールアドレス)”が多いのですが、本名だったので思わずドキッとしてしまいました。
詐欺はまず相手を混乱させたり焦らせたりさせるのが目的ですのでここはしてやられました。
差出人の名前は“Melinda 〇〇”と知り合いにはいませんが、日本語で「田山容子」(仮名)といても実在していてもおかしくないような名前です。
そしてメールアドレスを確認するとフリーメールのものでした。
“Hello this is Melinda 〇〇 on behalf of the Student-Loan Debt Department.”
「こんにちは私は教育ローン債務部門のメリンダ・〇〇というものです。」
教育ローン債務部門のメリンダさんだそうです。
学校なのか国なのかどこの教育ローンかを言っていないのが怪しいですし、メルアドがフリーメールというのがさらにおかしい。
“We tried to contact you at your home and did not hear back.”
「ご自宅に連絡をしましたがご返信がありませんでした。」
わざわざ日本の家に連絡してくださったんですか?
失礼しました、しかし家電は留守電設定にしているはずなのにメッセージが入っていなかったのはおかしいですね。
“Your case number is #△△, and your file will remain open in my system for only one more day.”
「お客様の番号は△△で、申し込み期間はあとたったの1日です。」
詐欺師はこのようにあえて期限が短く設定して相手を焦らせようとしています。
いつからみて(アメリカ時間/日本時間なのかなど)のあと1日なのかがわからず怪しいです。
それならせめて何月何日と書いてもらいたいですし、債務部門と言っているのに“my”と個人的な事になっているのは変。(“our system”でしょう)
ちなみにここ以外にも文法がおかしいところがあり、怪しさはうなぎ上り。
“Your Student-Loans have been marked as eligible for forgiveness under the new 2023 guidelines.”
「あなたの教育ローンは2023年の新しい教育ローン免除の条件を満たしております。」
いや、1週間前くらいに最高裁が却下の判断を下したでしょ?
待てよ、もしかしたら私が知らないだけでこの短期間で変わったのかも!
やった~、というかそもそも私は教育ローンではなく“親のすねかじり‘ローン’”だったはずw
残念ながら人々が困ったり苦しんでいる時に漬け込む悪い輩はアメリカにもいます。
アメリカに留学されている方もしくはされていた方で実際に教育ローンを使われている方もいらっしゃる事でしょう。
最初から最後まで冷静にいられるのは難しいです。(私の言い訳ではないよw)
“ドキッ”としてもまずは冷静になろうとしたり信用出来る第三者に相談するなどしましょう。
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Have a wonderful morning