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経ヶ岳友の会

シカの食害防止柵設置

2023.07.04 06:01

ルート整備が進むと人間だけではなく野生動物の往来も多くなります。
経ヶ岳でも鹿による山野草のつぼみ、花がターゲットとなっています。
今年度は森林技師の仲間も加入し、被害が本格化する前に本腰をいれて対策していきます。

できることならすべての株を守れるといいのですが、広範囲になり対策が現実的ではないのでエリアを絞り、限定的に、試験的に柵を設置しました。

年齢はさておき、体力的にとても若い会員が資材の荷揚げ、設置に大活躍!

まずは守るべき対象にマーキング

直接マークするわけにはいかないので、ササユリの株の横に目印を付けた棒を刺していきます。
花がないとササと見分けがつきにくいササユリですが、見慣れてくると瞬時にどこにいるか見つけられるという特技が身につきます笑

ルート上にピンクテープが巻かれた棒がありますが、近くに山野草の株がある目印です。
踏み荒らさないように気を付けて歩いてくださいね。


傾斜地で背の高い柵支柱を打ち込む道具↑
フォレスター指導のもと、範囲を決めて打ち込んでいきます

ネットフェンスを張り、作業完了。
鹿は柵があっても飛び越えて侵入して来てしまいますが、全数保護ではないこのケースではどうなるのか、効果のほどに期待です。


7月4日の信濃毎日新聞朝刊、飯田伊那地域欄でこの取り組みが記事になりました。
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