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小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか

2018.07.17 19:09

日刊ゲンダイ DIGITAL 2018年7月17日


「政界は敵味方がしょっちゅう入れ替わる」「敵を倒すために協力することもある」――。これは、“変人”による“剛腕”との共闘宣言なのか。

 15日、自由党の小沢一郎代表が主宰する政治塾に講師として招かれた小泉純一郎元首相の発言が、政界に波紋を広げている。

「挑発的な発言は、明らかに安倍総理に対する当てつけです。小泉さんが主張する脱原発を無視して、再稼働に邁進する安倍総理のことを快く思っていない。『誰のおかげで総理大臣になれたと思っているんだ』と苦々しい思いでいるんじゃないですか。事実上の倒閣宣言ですよ」(自民党ベテラン議員)

 講演後、小沢氏と並んでぶら下がり取材に応じた小泉氏は、「総理が原発ゼロに舵を切れば与野党一緒に実現できる」「野党が一本化して、原発ゼロを争点にすることに気づけるかだ」などと持論を披露。まるで野党が政権を取ることを期待しているような口ぶりだった。


 それにしても、かつての宿敵同士が肩を並べて脱原発を訴える光景には、隔世の感がある。夜は2人で冷やの日本酒を酌み交わしながら意見交換をしたという。30年ぶりの会食は3時間に及んだ。

■進次郎議員も同調の可能性

 野党がバラバラで無力な現状では、安倍1強体制は変わらない。小沢氏が命を懸ける政権交代も、小泉氏が訴える原発ゼロも、実現できないのだ。立場は違っても、2人の利害は安倍政権打倒で一致している。

「世論の多くが賛成している脱原発は再編の軸になり得るし、野党結集が進まない中で、小泉元首相の存在は刺激材料になる。野党共闘と距離を置いて独自路線を行こうとしている国民民主党などの保守系も、小泉元首相と組むことになれば、乗ってくる可能性があります。

 小泉氏は『選挙には関わらない』と明言しているので、野党の大会には出席しないにしても、脱原発の集まりには来るでしょう。息子の進次郎議員も東日本大震災の被災地に通う中で、脱原発の思いを強くしているという話もあるし、小泉親子が見ている方向は基本的に同じです。


 自民党内にも“反安倍”的な動きがあり、小泉・小沢のタッグが野党結集にとどまらず、与野党を巻き込んだ政界再編の起爆剤になることも考えられます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 多くの国民は安倍政権に飽き飽きしている。まずは来年の参院選に向けて、野党が小異を捨てて、原発ゼロでまとまれるかどうかがカギだ。


===日刊ゲンダイDIGITAL報道(ここまで)===

以下、文責:マリヤ・マグダレナ

現在の状況では野党が結束することなど絶望的と言えるのではないでしょうか? 森友問題、加計問題、山口敬之準強姦問題の追及も効果的にできない。安倍晋三首相が議席の数をバックに好き放題しているのが現状です。自民党の若手議員などが、森友問題、加計問題、山口敬之準強姦問題などを話題にでもしようものなら陰湿な安倍晋三首相による工作で次の選挙は落選です。まずは、安倍晋三一強を壊さないと日本が壊れてしまいます。

いろいろご批判派あると思いますが、“異色タッグ”に期待したいと思います。村上誠一郎氏など、自民党良識派を取り込むことができれば、ネトウヨ総理を退陣させることができます。