博多祇園山笠　全町お汐井取り ４

おはようございます。

本日、博多祇園山笠は「追い山笠」でしたね。

いつか観に行きたいです。

さて、昨日の続きです。

山門の外へ出てみました。

中洲流です。

続々と帰ってきます。

道を塞いでいます。

交通整理です。

これにも所作があり、素早くスイッチし、

代わる代わる行います。

何百年もの歴史のなかで、

すべての所作が洗練されています。

そしてエネルギーで満ちあふれています。

いまも昔も博多は商人の町。

豊臣政権下となるまでは民衆の自治の街でした。

自治の時代とまったく変わらない民衆の強さ、たくましさ、優しさ。

そんなエネルギーを山笠からひしひしと感じ取ることができます。

山笠に熱中する人のことを「のぼせもん」と呼ぶそうですが、

みな「山笠休暇」という長期休暇を取って山笠に参加するそうです。

山笠に人生をかけているわけです。

上手く言えませんが、

山笠という大きなエネルギーのもとで歴史と街と人が動いているように感じます。

温故知新といいますが、

人間の本質を学んだ気がします。

わたくしは俳句における「のぼせもん」でありたいです。

良き一日をお過ごしください。