EPZ TP30 レビュー
こんにちは。ぽぷりです。・ω・
今回もまたまたドングルDACのご紹介です。
今回はかなりマイナーな製品です。
紹介するのはEPZ製のドングルDACです。てゆーかEPZいつ日本上陸してたんだよってのが最初の感想。( ゚Д゚)
なぜかAmazonだけが11000円ちょっとと安いのでAmazonでの購入を推奨します。
ではいってみよう。
見た目とか
まず最初に。見た目インパクトデカすぎ。
キンキラキンのゴールドバーですよマジで。亜鉛合金にゴールドプレーテッドとあったのでマジモンの金メッキっぽいです。
なんじゃこの見た目は
裏面もっていうか全体すべてがピッカピカ
継ぎ目とかは結構きれいに処理されててほんと中華製品舐められないなとなって早5年くらいですかね。5年くらい前はひどいのいっぱいあったからね。その辺心配せずに買えるようになったのは本当にうれしい限り。
スペックとか
素材:亜鉛合金金メッキシェル
DAC:ES9038Q2M
S/N:最大122DB
OPAMP:デュアルRT6863
コーデック:32bit/768Khz/DSD512(DSD 512、32bit/768kHz PCMをサポート)
3.5mm シングルエンド
ヘッドフォン出力:2Vrms@32Ω (125MW@32Ω)
信号対雑音比:122㏈
チャネル分離:-75㏈
ダイナミックレンジ:122㏈
周波数:20Hz‐48K
4.4mm バランス
ヘッドフォン出力:4Vrms@32Ω (270MW@32Ω)
信号対雑音比:122㏈
チャネル分離:-110㏈
ダイナミックレンジ:122㏈
周波数:20Hz‐48K
スペックはこんな感じですね。11000円にも関わらずES9038Q2Mを採用する貴重なドングルDAC。
ESSの最高峰DACのモバイル版です。そこへ定評のあるオペアンプRT6863を使用しています。
さらには3.5mm, 4.4mmバランス両対応。スペックに死角なしですね。
と言いたいところですが、これめっちゃ重いです。なんで亜鉛合金の塊にしちゃったの?
計ってみたらなんと55g。ケーブル込みで63g。思わず笑っちゃったよね。_(:3 」∠)_
小型DAPのAP80PROの通常のアルミ版が68gですからね。お前DAP並みじゃねーか。
3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを装備
反対側にはUSB-Cポート
まあまあ高品質なケーブル(電源分離はしてないけど)
今回決め手になったもの
- ズバリ見た目のインパクト
- まさかのこの価格帯でのES9038Q2M採用
- ほかの人と被らなさそう
ES9038Q2Mですよ。最高峰のモバイルDACですよ。めっちゃ音のいいDACですよ。期待感しかないよね。
バランス端子はあってもなくてもいいです。毎回しつこくて恐縮ですが、バランスが優位という考えはないので。(違うのはわかりますが、違う=優位 ではないです。 全く使わないわけではありませんが、リケーブルしてまでは使わないって感じです。据え置きやとんでもないヘッドホンはまた別の話になってきますが。)
気に入っているところ
- やはり音はとてもいい
- なんかいいもの持ってる感の重さ(持ち歩く気失せるけど)
- 独立ボリュームを装備
前回紹介したIKKOのITM02とは真逆を行く重さ。ドングルDACとは?と再考させられた製品。
でもそこは変態オーディオオタク。重いとなんかいいものを持ってる気がしちゃう。
そこは置いておいて、やっぱり音はかなりいいです。ESS最高峰のDACと人気のOPAMPを載せているだけあってホントに音は大満足。しゃっきりはっきり系のES9038Q2Mに滑らか系OPAMP
のRT6863ですからね。11000円でこの音出せるのはほかにあまりないんじゃないかな。日本では出てないけどColorfly CDA M1くらいじゃない?レビューする前に手放しちゃったけど。
あとはやはり独立ボリュームを搭載してるところ。よくやった。マジで。
独立ボリュームを装備
微妙なところ
- とにかく重い
- かなり熱くなる
- LEDインジケーターが異常にまぶしい
もうそのまんま。重い。持ち出す気失せる。そして発熱もかなりすごくてやはり持ち出す気失せる。よって家用です。
ドングルDACとは...。(;・∀・)
あとLEDのインジケーターが異常にまぶしくこれもまた持ち出すの恥ずかしい。だって天井に映るレベルだし。
よって有線は家でしか使わないけどDAPは持ってないという人におすすめ。
まとめ
- 音はかなりいい
- 見た目はゴージャス(好みは分かれるが)
- 独立ボリュームはやはり正義
- 持ち出すのは正直厳しい
こんな感じでしょうか。音はとにかくよいです。出力も高くヘッドホンもガンガン行けちゃうレベル。見た目は...ご判断はお任せします。
そして独立ボリュームは大正義ですよやはり。先に引き合いに出したColorfly CDA M1はボリュームボタンがあったんですけどソース側の(スマホ側)のボリューム制御でだまされたーと思って手放したんですよね。それくらい独立ボリューム推進派です。
で、問題はドングルDACなのに持ち出すのキツイです。てゆーか無理です。こんな重たいものスマホにぶら下げたくない...。むしろスマホの液晶画面破壊されそう。
なんか最後オチみたいになっちゃいましたが、なかなか面白いドングルDACなので興味のある方は挑戦してみてくださいねー。
では今回はここまで。(=゚ω゚)ノ