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日々

2023.07.14 10:00

「ところがいま曲がり角にきたのよ。曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。それにはまた、それのすてきによいところがあると思うわ。その道がどんなふうに伸びているかわからないけれど、どんな光と影があるのか  どんな新しい美しさや曲がり角や、丘や谷が、そのさきにあるのか、それはわからないの。」


貸し部屋へ向かう道を歩いていて、「あ、絵本を借りよう」という直感を感じて入ったこども図書館。絵本2冊を手に持ち館内を見ていて見つけたのが「赤毛のアン」

辞書のような装丁に惹かれて、手に取った。もう何度となく赤毛のアンを読んでいて、いちばん好きなこの言葉があるページを読むと涙が浮かんだ。今日出会えたことの神秘。曲がり角を予感しているからなのかわからないけれど涙は正直だからなぁ。


「なにものもアンが生まれつきもっている空想と、夢の国を奪うことはできないのです。

そして、生きていく道には、いつも曲がり角があるものなのです。

「神は天にあり、世はすべてよし。」と

アンはそっとささやきました。」


最後の言葉もとても好き。