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YOGA pour Tout le monde みんなのヨーガ(たみ)

気が付けば夏

2018.07.18 08:10

皆さん、いかがお過ごしですか?

レストランの予約をするのに、1日 日にちを間違えて予約してしまったり

相変わらずおっちょこちょいな私です

が、

きがつけば、もう夏。

今年は本当に上半期が短いような気がしました。

実は、去年の6月から、Le contrat de Professionnalisation の契約を是非手にしたいなぁと

思い、コツコツ努力してきた私ですが

やっとその苦労の甲斐あり、月曜日にある企業とこの契約を結ぶことが決まりました。

第一希望の企業ではなかったものの、いろいろ調べているうちに

実はとても興味深い会社であることが発覚し、

今はむしろ第一希望の企業よりもとっても興味があるので、始まるのが楽しみ!

ということで、契約が始まる9月まで、私にとっては本当に夏休みです。

Le contrat de Professionnalisationとは、とても素晴らしい制度で

いろいろな種類の職種で行われるのですが、一切履歴書を使わずに人物選考されていくことが特徴なのではないでしょうか?大体1年の契約であることが多く、1年の間に学校と企業を行ったり来たりするのですが、1年の契約のあとにその職種に見合った資格を取得でき(もちろん受験しなきゃダメですけれど)、尚且つ契約を結んだ会社が社員登用を望むことが多いので、この契約終了時に社員登用されることがほとんどで(社員登用できる人材を1年で育てたいというのが会社側の意図でもあります)、なかなか魅力が多いのです。そして、お給料も出ますし、講習は関連機関が支払ってくれます。


第1段階は、Le contrat Proの募集を見つけること。もしくは、関係機関に問い合わせて、募集がでたらすぐに連絡してくれるように頼むことです。あまり公に募集がかからないことが多いような気がします。自分で豆に求人を探す必要があります。


第2段階は、契約を管理する機関に連絡をとって、自分がどのくらいやる気があって、素質があって、この分野で将来性があるかを訴えます。この段階では履歴書CVを提出して、私がどんな人物であるか知ってもらうことが出来ます。私は異国人なので、フランス語が読み書きできることを証明するためにDELFproB2 と B1、そしてフランスで取った情報処理の資格B2i、そして、フランスで仕事に就く能力があると証明する資格CLEAも提出しました。取れる資格は、なんでも取っておいた方がいいです。もしも、みなさんが何かの講座に出られていて、『この資格取りたい人?』と募集があった場合は、募集資格が自分にあるかな云々自問する前に挑戦してみたほうがいいです。講座中は資格受験料金が免除されることも多いのですよ!


第3段階は、Le contrat Pro希望者全体の説明会に出席して、概要を知る。そして、早速一次選考の予約を取る。


第4段階は、第一次選考となるMRS Méthode de recrutement par simulationという、希望する契約の職種が本当に希望者に適しているか、実際の職業を想定して構成されているシミュレーション技能テストを受けます。そして、ある一定の点数を超えていたら、やっとこの契約に応募が出来ます。この技能テストは半日かかるのですが、なかなか面白いし、希望者にどんな人たちがいるか知ることが出来るし、自分が本当にこの職種に適しているか自分でもわかるのでとてもいいと思います。


第5段階は、第2次選考となる関係機関との面接。ここで情熱をこめて、やる気と本気度をお伝えします。いくらMRSで水準得点を超えていても、人物にパッションがなかったり、担当者がこの人にはこの職業は向いてないわ、と感じると、ここでおしまいになってしまいます。なぜこの契約を結びたいのか動機を上手に表現することが大切かと思います。


第6段階は、第3次選考となる企業との10分間~15分間面接。履歴書は一切使用禁止で、自分の言葉でどれだけこの契約をしたいと思っているのか表現します。企業の下調べも重要で、短い間に自分のアピールと各質問への短い返答をしなくてはいけません。私の場合は3社企業が来てくれていました。希望者みんながひとりずつ各社を回っていく形式で、順番を待っている間は他の受験者が面接を受けている様子がバッチリ見えるので、とても緊張しました。

一週間以内に第4次選考となる企業との面接の招待の有無が知らされます。ここで招待がなかったら、今回は残念でしたというわけで、振出しに戻れ、です。


第7段階は、第4次選考の企業との面接、もしくは企業見学。会社のやり方にもよりますが、ここでは見学の際の姿勢が見られていて、あとは希望者自身も本当にこの環境でやっていけるか実際を見学することができるので、とても素敵な手順だなと思いました。あ、積極的にいろいろ質問した方が好印象です。そして、自分らしくいることがとても大切だと思います。会社は結局フィーリングと能力を見ています。なので、自分らしくしていることがお互いにとって、とても大事だと思います。


第8段階は、第4次選考の結果次第です。ここで企業から是非契約をしたいとの連絡をもらいます。企業、もしくは関連機関から連絡がなかったら、今回は残念でしたということで振出しに戻れ、です。

全ての工程は、2~3か月の間で行われて、かなりスピーディーです。

私がなぜ一年も経ってしまったかというと、去年も第5段階まで順調に進んでいたのですが、そのあとに去年はこの企画自体が消えてしまいました。なので、ずっとまたの機会を待っていました。その間に、とりあえず間に合わせの仕事を探すことが難しかったです。


フランスでは多くの企業が長く働いてくれる人が見つからずに、長期働ける人を募集する場合が多いので、『あ、私は社員登用希望していません。Le contrat Proをいずれしたいと思ってますので』と言った途端に面接は落とされました。まぁ当たり前ですけれど。。。私は嘘を付けないタイプなので、長く働けるといっておきながら、Contrat proの募集を見つけたとたん辞める話を持ち出す度胸がなかったですから、間に合わせの仕事を探すことが本当に難しかったです。


私は、自ら進んで、いつかは『自分で自分を褒める会』を開催したいと思っているのですが

実際自分のことを褒めるのが苦手です。

なので、いつも自分を叱咤しすぎないように努めています。

自分に厳しくすると他の方にも厳しくしてしまうような気がしてしまって。

それに私は反省ばかりしてしまう教育を受けた世代の人間です(アラフォー)。

なので、今は自分で自分を褒めるように努めています。

なので、今回はよくやったと自分に言ってあげたいと思います。


あと、フランスに来てから、旦那さんがちょっとしたことで褒めてくれるので

日本人は器用になんでもできちゃうから、当たり前のようにみんなが素晴らしいけど、

環境が変われば、どうってことないことでも感謝してもらえるんだなぁって実感しています。


どうぞ皆さんもご自分の頑張りに感謝して、周りの人の支えに感謝して

蒸し暑い夏をお過ごしだと思いますが、お体お大切にお過ごしください!


いつもありがとうございます。

久しぶりの更新で、長々面白みのない記事でごめんなさーい。

フランス在住の方で資格取得&フランスで活躍できるお仕事お探しの方は、

Le contrat de professionnalisation はオススメです。

フランスは残念ながらディプロム社会ですから、何か持っていないと能力があっても

勤務環境や条件が能力についてこない場合があります。

これから、どんどん男女共に同じお給料が支払われ、同じ待遇を望めるようになるといいですよね〜。

自由を主張する国なのに、

同じ職場で同じポジションで、男性の同僚の方がお給料が良いのは納得できないわ プリプリ