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キャンピングカーで日本一周

7月17日 羅臼→知床峠→網走(152km)⑴

2018.07.18 19:44


羅臼の空には、摩訶不思議な形状をした雲が横たわっている。


それがいつもの事なのかどうかはわからないが、昨日も、そして、また今朝も。



海の向こうに浮かぶ国後島。


あの場所から眺める空は、いったい どんなだろう。


引き揚げて来た人たちが眺めているいた空に想いを馳せながら、車はこの地を後にしたのでした。



続いて向かったのは、近くの羅臼港にある知床旅情の歌碑。


製作者は森繁久彌さん。


ここで芝居をした最後の晩、一気に書き上げたそうです。



このエリアには、国後島出身者が多く住まわれているそうなので、そういった方々のお話などに耳を傾けられ、想いを込めて作られた歌なのではないかと、一人想像しながら加藤登紀子になった気分で知床旅情を口ずさむ、ではなくて、熱唱するKでありました。



そして、車は知床横断道へ。


世界自然遺産に登録された知床。


この横断道の建設には反対運動もあったそうでありますが、確かに道路の下には別世界、圧倒的な大自然のパノラマが広がっていました。


写真でお見せできないのが残念ですが 。


途中、知床峠に差し掛かった辺りで、車は霧に覆われてしまいましたが、なんとか脱出し、知床五湖方向に寄り道でもしようかて車を走らせていると、



なんと、ヒグマの親子に遭遇!



子グマちゃんが道路から抜け出すのを待って、そっと車は親子のすぐ脇を通り抜けなければなりません。


 Yが運転席から手を伸ばして助手席の窓を全開にするので、ビビったKは上手くフレームの中に収めることも叶わず。


さすが自然遺産。サファリパークみたい。


このあたりのヒグマは車を怖がらないんですね。


餌付け禁止、近寄り禁止の看板も目にしましたが、気がついた時には至近距離にいたので仕方がありません。


扉越しとはいえ、1mの至近距離までヒグマに近づいた人、なかなかいないでしょう。⑴