蕁麻疹の考察
蕁麻疹が酷くなっていてお腹に反応のない例
つまり腸からくるものではないということです。
特に目立つのが「水」の反応と「熱」の反応です。
普通は「水」と「熱」ってだいたいセットできます。
「水」の流れの悪いところは「熱」の反応もあります。
鼻を中心に「水」「熱」の反応があり、肺の一部と考えます。
それに伴って筋肉も肩や後頚部にあり、大腿後側や下腿後側にも関連する緊張があります。
当然腰痛も起こります。
臓腑では肺と膀胱の「水」「熱」反応です。
膀胱というのが面白いですね。
感情的には恐怖を伴います。
前に進むか後に後退するか迷っている時の状態と言えます。
肺は悲しみと関係します。
一生懸命やっても報われない悲しみもあったのかもわかりません。
皮膚症状って肺と関係することも多いです。
腸の反応はオケツが小腸の一部にでているだけで、それは蕁麻疹には直接の影響をしていません。
やはり蕁麻疹に直接影響しているのは鼻咽、首あたりの「水」「熱」反応だったみたいです。
もちろん無関係という訳ではありません。
普通の蕁麻疹は違いますが・・・。
これが何度もくり返す。
感情と共に繰り返すことで症状が酷くなったり和らいだりするんでしょうね。
症状は氷山の一角です。
どの臓器がどの感情と関係し、どういう思考経路で問題になっているのか?
そういうことも含めて調査すると良くなってたりします。
また首の神経系にも「熱」反応があって、脳神経系では尾状核の一部にも問題が関連しているようです。
なぜそんなところが関係するのかわかりませんが、尾状核は最近の研究では、尾状核が学習と記憶、特にフィードバック処理に強く関わっていることが証明されているらしいです。
まあそんなことはどうでも良いことですが、記憶や学習は、物事を覚えるだけではありません。
生活習慣の学習もあります。
悪習慣の学習も考えられますよね。
そういう悪習慣が原因の一部にあれば、それを自覚することが重要でしょうね。
自覚できないと良くはなりません。
どれだけわからせても逆に反発するだけです。
今回はそれが良くなってきた大きなきっかけになりました。
自覚したことで症状が大きく改善してきたということです。
やっぱり人間の身体って意識が関係しているんだと思います。
本当に肉体を治療しなければ良くならないものもあれば、肉体は関係なく精神と関係する症状も現存するということですね。
もちろん肉体の治療も100%肉体の治療では駄目ですし、それはありえない。
それを認めるか認めないかで治療の形態は大きく変わってきます。
万能ではありませんが東洋医学の考え方はその手助けとなってくれることは間違いありません。
日々精進ですね。