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shimisanpo journal

断捨離に失敗しないようにしましょう

2018.07.19 01:44

ご賛同ありがとうございました!

実家の家財を一斉処分することになり、フリーマーケットを開催し、大きなものから小さなものまで、沢山の友人知人やたまたま感度の合った方々にお渡しできました。

同じ品に対して、人それぞれ違う価値観でのそれぞれのリアクションがあり、その数々を目撃出来たことは確実に私の財産になりました。本当にありがとうございます!

特に、写真の友人ファミリーには、ピアノや五月人形やストーブなどなど大型高価なものも引き取ってもらいました。いい家庭のお役に立てたなら本望です!


我が家の大本営発表により急転直下の業者介入

が、幸せな時間は束の間で...

私は、人に渡すことばかり考えていて、フリーマーケット期間中に肝心な自分が今後も所有しておきたい(or おかねばならない)品々を分別しきれていませんでした。ところが、一刻も早く整理したいと考えていた両親がフリマ終了直後に、遺品整理のような業者を入れてしまったのです。もとい、元より業者が入るのは決まっており、その前にフリマを無理やり開催したのでありました。

その結果...

悪口を言うつもりじゃありませんが、「プロ」の仕事はあまりにも心無い作業で、心を土足で踏み荒らされるだけでなく、「ものの看取り」が一切出来ませんでした。日常生活にどうしても必要な訳でも、毎日手に取って愛でていた訳でもないけれども、「そこ」に在ることが分かっていたもの。「そこ」に置いていたのは、どうでもよかったからではなかったはず。なぜなら、今いくつものモノに対して、喪失感を覚えているから。


そもそも断捨離の目的とは心身のバランス調整なはずなのに...

私にとって、ミニマムな生活を求めて、日常生活で使っていない休眠アイテムに次なる活路を見出そうと言う意味での断捨離ですが、中途半端に強制執行されてしまった為、逆に妙なシコリが残ってしまいました。

これからの時代、いつ何時「整理しておけば良かった」と後悔する時がきてもおかしくありません。突然急かされてやると、あまり良くなさそうです。

余裕と計画を持って身軽になっておきましょう!


最後に

故・藤村俊二さんの言葉です

この世でいちばん愉快なことは、何かを持っていることではなく、何かを経験できる瞬間です