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日本橋 BARPROLOGUE

70年代の証明、青赤カラーリングのロゴ・バランタインファイネスト

2018.07.19 08:20

Ballantine’s FINEST SCOTCH ¥1,800(30ml)

1960年代末期から1970年代にかけて流通したバランタインファイネスト。

ファイネストといえば、あのいかんともしがたい若い原酒の味わいと、悪い意味で複雑なフレーバー・・・

紳士ジョニー、姫君シーバスと並んで没落貴族という言葉が、現行品には似合ってしまうように思います。

 そして特級時代、この1970年代以前のバランタインのスタンダードであるファイネストは、レーズンのような甘い香り、ボディの厚みに余韻の長さがあり、

今スタンダードなスコッチとして定着している商品は、こういう旨い時代があったからこそ定着していると感じます。

シーバスリーガル、ジョニーウォーカー、バランタイン、すべからく70年代以前は旨いの一言に尽きます。

  バランタインといえばキーモルト7種類を例えた魔法の7柱(スキャパ、プルトニー、バルブレア、グレンカダム、グレンバーギ、ミルトンダフ、アードベッグ)が有名ですが、

最近はこの7柱のアードベックがラフロイグに変更されていたり、トーモアが追加されていたりと変化がありますが、70年代流通のこのころは、キーモルトは上記、かつてのモノが使われています。まさに古の味ということですね。

 

東京都中央区日本橋本石町4-4-17青木ビル1階

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