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身体の感覚・感覚の奥行き

2018.07.20 14:28




猛暑の染めはクーラーをかけていても、

一日中焚いている鍋の火のせいで酷暑染め。


本日はダウンと言うよりフリーズ。

一日中、クーラーが効いた部屋で眠っていました。




夜は、布にぶら下がって行うエアリアルヨガ教室があったので、夕方にベッドから出てスタジオへ。

今日は、土用丑の日だったので、みんな鰻を食べにいったからか、生徒さんは私一人。

先生を独り占めのマンツーマン。照れ臭いような。。。





布一枚に身体を、委ねるエアリアルヨガにも少し慣れてきて、

最近は難しいポーズもできるようになってい他のは、お仲間がいたから、

頑張れたんだなと、一人で行うエアリアルでは、1ポーズごとに反省するというか内省する自分。


そして

頑張ることしか知らない自分をも発見する。染め続きで酷使する快感が日常でもある。

また、鍋を思いステンレスの棒で一日中かき回しているので、

右腕が疲れていると思っていたが、左腕の疲れと硬直感を発見。頑張る右手をかばうように

左腕に力が入っていたのか?


身体を動かすたびに、色々と発見し、その原因をさぐりだす。。。



そんな風に

脳が、お喋りするばかり。

脳のお喋りや、普段のひらめきでクルクルと回り続ける脳内で、リラックスできない質が、

左側の身体に影響するのか?


左側と右側の感覚がまるで別人。

左側を意識していない私。

体の左側は、右脳と直結している。

何だろ???私の思考と体のくせ・・・。





これからは、左側の身体の部位を意識してみようかと、

明日から左指にだけ指輪をしようと思う。






感覚の奥行き


レッスンを終え、先生とお喋りタイム。

先生は、昨年、こちらをオープンするまでは、東京表参道で働いていたので、

うちのExhibitionを開催するギャラリーの近くが職場だったので、

その界隈のレストランの話、青山のインド料理のお店の話題で盛り上がった。

なので、私のお口は美しいスパイスのカレーになった。


エアリアルの後は、近くのネパールカレーのお店へ。

ネパールカレーのお店は、ネパールの皇室で料理を担当していたシェフが、

料理を作っているという、田舎なのに、奇跡なお店?だったはず。


今日は

厨房の中のシェフが違う。

味が、てき面に変わっていた。





舌に残る感覚。

そして、口の中に入ってからの、味の奥行き、

その先に広がって行くスパイスや味の世界観。


決して、視覚で捉えられない味の奥行きの視覚世界。

でも、脳内は見ている時間的にな奥行き。



染めも、色も同じだと。

良い色でも、その先のドラマがない色がある。

生多良が染めた色でさえ、そんな感じがする色にはダメ出しをしていた私を思い出す。


生多良は、わかさんの感覚が、そうだから、それが正解で、

それがumu-wakaのクオリティなんだと言っていた。




一枚を染めるだけでも、時間も労力がかかる。

良い色に染まっても、それでもYESが言えない私がいる。

今は、一人で染めているので、今まで以上に時間もかかるが、

それでも妥協はできない。


一枚のストールが生まれるまでの時間の多さを考えると、

妥協して、その色に委ねるという選択肢もあるのであろうが、

そこは、委ねられられない。




頑張ることには、慣れている。

頑張ることしかできない。

頑張ることが普通だと感じる、、、、。


でも

頑張ることの達成感に溺れることなく、、、。






エアリアルヨガで感じた、委ねることの大切さ。

シェフが変わって奥行きのない味に、目に見えない領域の大切さへのこだわり。




染めない一日に、

色々と自分と対話する一日であった。