DADAをこねる
7月16日、神戸市立吉田中学校にて、ANCSアートスタジオ2「DADAをこねる」が行われました。
雲ひとつない快晴で、海の見える学校という最高のロケーションのなか、面白い先生方や学生が協力していろいろなことを考え遊びました。
午前中は「教室を教室でなくする」という活動に取り組みました。
チームに分かれて、そもそも教室とはどんな場所なのか、どんな動詞が生まれているのか等を話し合い、教室を変える方法を考えました。
私のチームは、「精神的なアプローチで教室に入りにくくする」ことに取り組みました。
自分とは全く異なる考え・文化の人たちが楽しそうに盛り上がっていて、自分が教室に入ると冷たい目で見られると教室に入りづらいのではないかと考え、パフォーマンスを行いました。
この活動を通して、場所というものは、それ自体が存在している訳ではなく、その構成要素やそこにいる人がその場所をその場所らしくしているということに気づきました。
また、私が気づかないところで疎外感を感じたり、反対に「周りと一緒だから大丈夫」という安心感を感じている人もいるのかもしれないと思いました。
午後は午前の活動の学びを生かして、学校のさまざまな場所で当たり前を変えようとしたり、どうしようもないことをしたりしました。
こんなことしていいの!?でも確かにやってみたい、といたずら心をくすぐられる時間でした。
当たり前ってなんだろう?
なんでもある世の中で、私にできることってなんだろう?
とっても楽しかったですが、もしまた機会があれば、もっとこねくりまわせるように頑張りたいです。
DADAをダダイスムではなく、「駄々をこねる」としてとらえたら、子供のころの自分はもっとわがままで、もっとめんどくさい子だったはずだと少し思ったりします。
スイミー