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北岳山行記【1日目】

2023.07.18 22:23


7月は第1回練習会もトレラン部練習会も終わり、そろそろ本ブログもネタ切れ気味。もうこうなったら、あべはな→第2回練習会→富士登山→あべはな→第2回練習会→・・・と告知をぐるぐる繰り返すしかないと思っていたところに、救世主Y口さんからタイミングよく投稿をいただきました。今回はランではなく、登山!いいですねぇ。今日はDAY1をお送りします。では、さっそくご覧ください。





学生時代、山行のリーダーになると、「跋(ばつ)」という部誌に山行記録を書くのが義務でした。それを思い出して書いてみました。


北岳山行記【1日目】


7月16日(日)晴れ

広河原(9:45)-(12:15)白根御池小屋


(白根御池小屋からの鳳凰三山)


学生時代はワンダーフォーゲル部。「彼らは烏天狗のように南アの稜線を移動し、後にはチリ一つ残さない」と山岳雑誌に紹介されたこともあるSUWV(Shizuoka University Wandervogel)の部長でした。確かに、山では体育会らしい統制のとれた行動が徹底されていました。もっとも山岳部の連中からは、「お前ら、女と一緒のテントに寝るんだって」と揶揄されたこともありました。



社会人になってから、山に行く機会は激減しましたが、久しぶりに主戦場だった南アルプスに行ってきました。当初はこの連休を利用して、白峰三山縦走と思いましたが、年寄りの単独行ですので、無理せず、欲張らず、今回は広河原から北岳一座のピストンとしました。



自宅を6:05に車で出発して、7:45に奈良田着(ここから先は一般車両は通行止め)。8:40発の山梨交通の路線バスで9:30広河原着。登山靴の紐を締め直して、さあ、行くぞというこの感覚、昔を思い出してゾクッっとします。バス停から北沢峠に続く林道を進み、すぐに吊り橋を渡って旧広河原山荘へ。


(新しくなった広河原山荘)


そこから登山道に入って、後はシラビソ、ダケカンバといった樹林の中をひたすら登る。休憩を挟みながら2時間程でトラバース気味の緩い登りとなり、12:15白根御池小屋に到着しました。


(白根御池小屋)


頑張れば北岳肩ノ小屋まで行けますが、無理せず、当初の予定どおりここで一泊。夕食まで、さすがに時間を持て余して、大樺沢二俣まで手ぶらで散策してきました。


(白根御池)

(大樺沢二俣からの北岳バットレス)


小屋は比較的新しく、稜線の小屋に比べれば設備も整っていて快適。


(割当は13号室・布団番号3)


ただ1泊2食付き10,500円と随分と高くなりました。


(夕食はこんな感じです)


~つづく~





以前テレビでスイスの山小屋でワイン飲みながら壮大な景色を楽しんでるの見たことあるんですが、僕はトレランで低山しか登ったことがないので、こういう山小屋やテント泊での登山ってあこがれです。それを、単独でぶらりと行ってしまうなんてY口さん、素敵!こんどぜひ装備やルートなどいろいろご教示いただけるとうれしいです。ということで、つづきはまた後日。お楽しみに~✋


(KBT)