前輪が汚れるのはなぜ?

2018.07.16 07:53

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。

酷暑が続いております、皆様にはくれぐれも熱中症などで具合が悪くなりませんよう、水分の補給、炎天下での屋外活動を控えるなど、お気をつけくださいませ☀

さて先日よりの☔が嘘のように晴れ渡り猛暑となっておりますが、

自転車の前輪がすすけたみたいに汚れている

現象がございます、

自動車などでも前輪によく見受けられるのですが、ブレーキダストといいます、

ブレーキパッド、ブレーキディスクが自己磨耗するととにより、しっかりしたブレーキが効くようになっております、


自転車も仕組みは同じです、

自転車の前輪ブレーキは

車輪とブレーキゴムの間で摩擦を発生させ

運動エネルギーを熱エネルギーと共にブレーキゴムが摩滅することによりブレーキがかかり止まります、

当然摩滅カスが出ます、

車輪の種類が

①ステンレス

②アルミ

が使用されています、

それぞれの材質に合わせてブレーキゴムが採用されます、また安全基準によりさまざまな特性のゴムが存在します、

①アルミの車輪の画像

②ステンレス車輪の画像です。


①②とくらべるとよくわかるのですが

①のアルミの方が白っぽく、

②のステンレスの方が黒っぽく見えるかと思います、

汚れについてですが、

①の白っぽいアルミの方がよく目立ちます、おまけに表面の特性上汚れが残りやすいようです。

②のステンレスの方が黒っぽいのと表面の特性上汚れがつきにくいようです。




とくに雨の日に自転車を使用した場合、ブレーキゴムの削れカスは晴れた日であれば飛散するのですが、☔の日は水垢と一緒に車輪にとどまりやすくなります、




☔の日にご使用になられた方は前輪汚れが残りますのでお早めのお手入れをお薦め致します、

手っ取り早く掃除する方法として水をかけてたわしなどで擦るとほとんどとれます。

上記画像にあります通り、

ブレーキゴムとホイルの間で摩擦が生じます

ブレーキゴムが金属であるリムに擦れるので当然すり減ったカス、ブレーキダストが発生します、

乗られたときの条件、車輪の材質によりダストの量の大小が異なりますが、

すべてのディスクブレーキ

自動車、バイク、自転車ふくめて、ダストは発生します、

雨天時走行された場合はとくにブレーキ周辺に飛散し雨粒で水垢と共に固着します、

汚れを放置しますと積層され沈着します、

気になられる方は、ご飯を食べたら歯を磨くのと同じでできるだけ早めのお手入れをお願い致します。