「既知の固定化から未知化へ」思考の転換の事例は身近に在る
2018.04.29 05:58
前回は「既知の固定化から未知化へ」思考の転換について、
基本的な取組み方について触れました。
今回は、わかりやすい事例を説明します。
身近な人間関係の会話を意識してみると、
相手の方の話し方の個性が観えてきます。
不満や不安を気にして口にしたり、
話題や興味のある事を話したり、
いろいろなクセやパターンがあります。
それらを聞いている、
こちら側(私)の反応(ほとんどは心の中で)として、
「あっ、また同じ事を言っている」
「もう、いい加減聞き飽きた」
「相手の方の話についていくのが面倒くさい」「取りあえず、聞き流そう」
と思っている状況が、結構多いという事に
気づき始めました。
実はこれらこそが、まさに"既知の固定化"、
を示しているんです。
そこで実際に、既知の未知化へ思考を転換すると、
具体的に言えば、
"傾聴"、つまり、相手の方の気持ちを理解しようと
真剣に話を聴こうと意識して実践に移しました。
そうしたら、不思議な事に、今まで気づかなかった、
相手側のその時の心の状態を垣間見る事ができたのです。
「誰かそばにいないと寂しい」とか
「病気になったらどうなるかという不安」とか
「いつまで生きられるのかわからない不安」とか
「この世に未練を残して死にたくないという恐れ」とか
「絶対に手放したくないモノに対する執着心」とか
その時、その場所での相手側の心理状態もあり、
いろいろと観えてきます。
それは、相手の方にとって、心や意識の成長をするための
必要な気づきや学びの最中と謙虚に受け留め、
温かく見守っていくのがベストだと思っています。
また、人間関係すべてに言える事ですが、
以前、書きました「鏡の法則」に当てはめると
"私の心のが映し出されている"、という真実がある以上、
決して他人事ではないと真摯に受け留める覚悟と責任を
ひしひしと感じています。