死後の世界を知っていたゴリラが死す、そして人間への究極のメッセージ
2018.07.13 07:56
先日、新聞の記事を見ていて、
目が留まった所がありました。
アメリカで育てられた、
メスのローランドゴリラ(以下:ゴリラ)の話で、
1,000語以上の人間の手話を理解し、
「ココ、お話しよう」(どうぶつ社)という本も出版され、
46才で死んだという記事でした。
その本の中で、研究者が
「ゴリラは死ぬと、どこにいくの?」
と問うと、
「苦労のない穴に さようなら」
と手話で返したという印象深いやり取りが
あったようです。
また、最後は、
「ココ、今度は人の子に生まれておいで」
と手話で書きかけ、ふとためらい、
息を引き取った、という事です。
この新聞記事を読み返しながら、
人間とゴリラの違いはあれ、
死という、未知の領域を示した事柄だったので、確かに引き込まれるものを感じました。
まして、このゴリラは、
アメリカの独立記念日に生まれ、
夜空に打ち上げられる花火にちなみ、「ハナビコ」という名前がつけられ、
また生まれて間もなく栄養失調のため、
母親と引き離されたり、という背景が
人の情に拍車をかけています。
私はこの本を読んだわけでもなく、
ゴリラ専門家でもないので
専門分野のコメントはできません。
ただ、このゴリラの能力を特別視して、
そこにスポットを合わせ、
発信されるメッセージを、
人間の個々の価値観、観点で受け取ると、感情や憶測の入り方次第で、
いかようにも異なった印象として残ります。
しかし、冷静な視点で観ていくと
意外なメッセージが隠れているように思いました。
そんなゴリラが存在したとしても、
大いなる視点から観ると、何も特別な事はなく、
むしろ当たり前の事と受け留められ、
見方は180度違ってきます。
このゴリラの一生を通しての情報発信の奥には、
人間へ本質として伝えたい事があったのでは、
と個人的に感じられたのです。
私達人間のほとんどは、そのゴリラ以上の能力が
ある事を気づいていない、正確に言えば、
忘れているだけなのです。
"思い出す事ができる"、
というメッセージとも受け取れるのです。玉ねぎを皮を1枚ずつはがしていくように、
日々少しずつ気づきを積み重ねていけば、
最後は真実にたどりつけるのです。
つまり、いつかは真実を思い出す日が
来るという事です。
言い換えると、私達人間が、「人生を歩んでいく真の目的は、
すべての真実を思い出す事にある」、といっても過言ではないのです。