歴史総合テスト6年。
2023.07.21 01:00
6年生は初の歴史総合テストでした。
毎年80点あたりが平均点になるテストに
マイナーチェンジを加えながら
やっています。
今年はかなり平均点が高く、
1位92点、2位と3位は90点と
高得点帯が多かったです。
このテストの難易度ですが、
市内公立中学の1位の子にたまたま
解かせた時に68点でした。
その子は入塾してから1年半ほど
すぐに1位になり、
ずっと1位の子でしたが、
中学受験の難易度の高さを
裏付ける結果だったと思います。
中学受験経験者でも、
やはり中学時に解くと
80点台が限度でした。
9割台はいなかったです。
このテストであっても
難関受験の5割、といった感じで、
本物の難関を目指すには
さらに細かいことをきちんと
理解して説明できるレベルが
要求されます。
こう考えると、高校入試よりも
中学入試の方がはるかに
ハードルが高いことが分かります。
今回9割台で得点できていた子は、
相当頑張っていたといっていいです。
細かいことを覚え直す、繰り返す、
という以上に、自分のメタ認知に
向き合うことができたのかな、と。
努力がそのまま反映されていました。
能力が高いだけの小学生は
すぐに学年が上がると淘汰されます。
逆に、努力できる子は
学年が上がっても
身につける方法を心得ていて、
さほど手がかからずとも
色々なことを自分で
身につけることができるようになります。
今回の歴史で点数が取れてない子は
努力の絶対量が足りていません。
それはひいては、覚えるべきことを
自分の判断で線引きしたり、
やりたいかどうかで判断するという
目線で学んでいるということです。
これは、些細な問題ではありません。