161cm求む。
素晴らしく暑い日が続いておりますが皆様如何お過ごしでしょう?
当家の子供等は朝から汗でビショビショ、何もしていないのに風呂上がりモード。
ワタクシとは細胞とかの質が違うんでしょうね、奴らは汗をかきながらも平然と遊んでます。
対するオッサンは日が昇ると共に暑さで喘いでおる様な体たらくでして、まぁこんな暑さでは自転車も売れる気がしません。
この事から導き出されるのは「図体のデカいオッサンは弱り、小柄な人ほど元気」であるという可能性。
ならばもう小柄な人に自転車を買って頂くしか生き残る道は無いのかも、という事で。
以前もご紹介した「傷入りのSalsa/Journeyman」をゴリ推ししてみる今回。
サイズは「52」という事で普通に捉えれば小さいサイズでは無いと判断してしまいそうになりますが、
この「52」はトップチューブの水平換算値が520mmという意味であり、シートは450mmしか無かったりします。
故にメーカー推奨対応身長が157〜165cm、即ち161cmにストライクというのも頷ける訳です。
更に今回はPepから引っこ抜いた27.5インチホイルと車輪差し替えをして650B化。
対象身長の方によりフィットファインなサイズ感&バランスになりました。
ホイルを勝手に差し替えしたからには定価¥159,800→傷入り→¥129,800が更に一声安く!で幾らになるかは最後に回すとして。
ジャーニーマンって最高のパフォーマンスを発揮する一台、という感じでは無いですが、
冷静に見ていけば「攻めて無い事」が逆に美点になっていたりすると思うんですよね。
前後クイックという仕様はスルーアクスル全盛の今にあって売り文句に欠ける気もしますが、
前後クイックで剛性不足を感じるなんて事はそうそう無いでしょうし、逆に言えば輪行とかし易いというメリットは魅力。
ブレーキは前後共にフラットマウント規格に対応しているのも良いですよ、特にデメリット無いし。
BBもプレスフィットではなくベタなネジ切りですから異音や微調整に悩まされる事も無いし、
手持ちの部品が色々使いまわせるというのも良い。
扱う車両の99%が鉄フレームの弊店ですが、この手のグラベル系でコストを抑えるとなると鉄は重くなりますし、
軽く強いアルミフレーム&カーボンフォークはやはり良い選択だと思います。錆の心配も要りませんしね。
初代Warbird譲りの安定したハンドリングで、灼熱で気が遠くなるロングライドでも安全に淡々と駆け抜けられますし、
今時なバイクパッキング対応のマウントも多数用意されているしで、何だかんだで完成度高いと思うのです。
「より軽く!より切れのある走りを!」と願うならば、一世代前のMTBパーツやロードパーツが使えますので、
高性能品を安価に調達する機会も随分多かりましょう。
ワタクシ自身も前後クイックのXTRハブとか持て余してますし、問屋さんの型落ち特価品とかもチョコチョコありますからねぇ。
そう、ジャーニーマンが単なるワーバードの廉価版ではなく、美味しい所だけを持って行ける器用な弟分なのです。
そんな器用で使い回しの効くスポーティーな此奴、印刷カタログにさえまだ載っていない新モデルながら、
「フォークに傷入り」&「ホイル勝手に小径化」という事に加え暑くて自転車売れないので!
定価¥159,800を・・・¥110,000(税別)で!
安い!
コレはもう安過ぎるというか異常というかありえないというかです。
もうこれ以上は一切値引き出来ません、1年後・2年後まで売れ残ったとしても無理!
さぁ「私は元気だが何か?」という身長161cm前後の貴方!海へ山へ突撃する相棒としてジャーニーマンを御用命あれ!